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草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

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【訃報】クラリネット奏者 ペーター・シュミードル氏

第37回までマスタークラスで講師をされていた、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の元首席クラリネット奏者のペーター・シュミードル氏が2月1日に永眠されました。(享年84)

1941年チェコ・オロモウツ生まれ、ウィーン国立音楽大学でルドルフ・イェッテルに学び、その後アルフレート・ボスコフスキーにも師事。
1965年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団され、祖父、父に続き3代に渡ってウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務められました。
オーケストラ奏者としての活動に加え、ウィーン・フィル、パリ管弦楽団、NHK交響楽団などのオーケストラをはじめ、カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾、ムーティなど名だたる巨匠指揮者たちと共演し、ソリストとしても国際的に活躍されていました。
後進の育成にも力を注ぎ、1967年からウィーン国立音楽大学で教鞭を執り、エルンスト・オッテンザマーをはじめとした世界的な奏者を数多く世に送り出してきました。

草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルには第8回から参加され、沢山の受講生を音楽家として送り出し、沢山のファンの方々から愛されていました。ご冥福をお祈りいたします。

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