サシコ・ガヴリロフ&ヴォルフガング・ベッチャー デュオ・リサイタル
出てしまいました!早くも今シーズン最高の驚愕的な快演が出てしまいました。いや、毎日名演が繰り広げられる草津音楽祭ですので、ノミネート演奏としておきましょう。
本日は御年89歳のガブリロフさん(Vn)と御年83歳のベッチャー(Vc)さんによるデュオコンサートでした(足すと172歳、ギネス記録か!)。共にベルリン・フィル首席だったお二人が弾いたコダーイの「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲」は、デュオ作品の中でも難曲で知られています。
スタッフの内輪では(ここだけの話ですが)、幾つになっても全く衰えず難曲もなんのそのパワフルに弾くその姿から、実はサイボーグではないかと囁かれるほどのスーパーおじいちゃんなのです。念のためお断りしておきますが、この演奏はCGではありません!(笑)
冗談はさておき、90歳に届こうかという方々のこのような力強い演奏を目の当たりにすると、“歳のせいにはできないですねぇ”というのが我々の共通の反省となる今日この頃。他の教授陣も一目置く存在のお二人の、バリバリの演奏をウェブにアップしましたのでまずは映像をご覧ください。本来は部分的にアップするのですが、今回は特別にノーカットでお届けします。
迫力は動画では伝わらないかと思います。ご覧の皆さんにはこのようなスーパー演奏が聴けるチャンスが多々ありますので、草津までぜひ足を運んでいただき、生でこの興奮を味わっていただきたいと思います。(MY)
https://youtu.be/Jv-FdhO47fI

