2021年8月17日(火)~29日(日)
2021年のテーマ 「ベートーヴェンから現代へ」
草津アカデミーでは、毎年テーマを決め、そのテーマに沿って学習し、コンサートのプログラムを構成しています。
2020年、去年はベートーヴェンの生誕250年で、どこの音楽祭もどこのオーケストラもベートーヴェンの交響曲から始まって、ピアノ協奏曲や室内楽等の作品がコンサートのプログラムを賑わせる予定になっていました。ところが、新型コロナウイルス感染症が一気に世界中を巻き込む流行となり、遂には音楽祭を丸呑みして全てが中止。今年も、まだその余波が続いていますが、我々はその渦中から立ちあがり≪ベートーヴェンから現代へ≫というタイトルで音楽祭を開催することになりました。
昨年のベートーヴェン・イヤーに続き、今年はチェコの大作曲家ドヴォルジャークが生誕180年。パノハ弦楽四重奏団の来日が叶えば素敵な音楽を聴かせてくれたのでしょうが、残念ながら海外から音楽家の参加が難しく、今回はオープニングとクロージング・コンサートにその作品を取り上げるのみに留まりました。このように今年は外国人アーティストが不在になることで企画を断念した事もいくつかありましたが、それでも試行錯誤を重ね、草津らしいプログラムが用意できました。きっと皆様に楽しんで頂けるものと確信しています。
イメージ・イラスト
2021年もポスターやチラシに使われるイメージイラストを絵本作家の西村繁男さんに制作いただきました。