「くさつ音楽アーカイヴ」厳選名演の3曲目は、バッハが鍵盤楽器のために書いた独創的な名曲「半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903」より「幻想曲」を、エディット・ピヒト=アクセンフェルトのチェンバロでお届けいたします。
ドイツの鍵盤楽器奏者ピヒト=アクセンフェルトは、1981年第2回の音楽祭に初登場。以降、1996年第17回までの15年間にわたり、毎年のように草津を訪れました。数多くの音楽家を育て、聴衆の心深く音楽を届け、この時期の音楽祭を支えた大きな存在でした。
とりわけ名演の多かったピヒトさんのバッハ。深く豊かな音楽が瑞々しくよみがえります。
E. ピヒト=アクセンフェルト(Cemb)
録音:1981年8月31日、9月1、2日(群馬音楽センター/渋川市民会館)
※音楽祭期間後の録音です。
次回の「くさつ音楽アーカイヴ」の更新は8月4日(火)を予定しています。