MILAN TURKOVIĆ
指揮 Conductor
ウィーンで育ち、国際的なソロファゴット奏者として活躍。また約20年以上指揮者として、ウィーン、ザルツブルク、フィレンツェ、ロンドン、ニューヨーク、東京等で、ウィーン交響楽団、プラハ・フィールハーモニア管弦楽団、東京都交響楽団等多くのオーケストラと共演。2009年8月には雑誌「音楽の友」『旬なアーティスト60』に、東京の音楽シーンにおいて注目すべき20人の指揮者の一人として取り上げられた。過去にはエンジン・アワードを、10年にはドイツ、エコー・クラシック賞を受賞し、M. マイスキー、M. シャーデ、S. ナカリャコフ等多くのソリストと共演した。ソリストとしても世界各地で活躍し、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、リンカーンセンター室内楽協会のメンバーであり、アンサンブル・ウィーン=ベルリンの設立メンバーでもある。世界各地の音楽祭にも出演し、J. フランセ、W. リーム、W. マルサリス等の初演作品を演奏した。指揮者として9枚のCDをリリースし、ソリスト、室内楽奏者としては数百枚におよぶ録音がある。これまでに4冊の本を執筆、出版し、今年5冊目の本を出版予定。その中の一冊「アーノンクールとコンツェントゥス・ムジクス」は日本でも出版されている。また、国際的なコンクールでの審査委員を定期的に務める。