MARKUS WOLF
ヴァイオリン Violin
1962年ウィーン生まれ。ウィーン交響楽団を経て89年よりバイエルン国立歌劇場管弦楽団の首席コンサートマスター。ウィーン国立音楽大学でG. ピヒラー、さらにM. ロスタール、N. ミルシュタイン、O. シュムスキーに師事する。85年「ウィーン・ベートーヴェン・トリオ」を結成し、ヨーロッパ、日本、カナダ、メキシコおよび米国に演奏旅行を行う。ソリストおよび室内楽奏者としては、「アルバン・ベルク・カルテット」、W. サヴァリッシュ、サー・C. デイヴィス、Z. メータ、M. ヴィオッティ、P. シュナイダー、K. ナガノ、I. ボルトン、M. ポシュナー、C. マイスター、Ph. アントルモンと共演。CDはEMI、JVC、カメラータ・トウキョウ、ファラオ、トリプティコンより多数リリースされている。97年より2002年には定期的にロンドン交響楽団に首席客演奏者として招かれる。00年よりミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス音楽院、およびD. ジグモンディの後任としてアウクスブルク音楽大学で教鞭をとる。08年からはミュンヘン音楽大学教授。使用楽器は1722年製ヴォルラート・ストラディヴァリウス。