ブラームスはいつも自然と向き合って作曲をしてきました。ベルリン・フィルで活躍した2人の巨匠による2曲のソナタでそれを聴くデュオ・リサイタルに招待します。
サシコ・ガヴリロフ&ヴォルフガング・ベッチャー デュオ・リサイタル
開場15:30/開演16:00
曲目
B.スメタナ:「わが故郷より」 第2番 ト短調
J.ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78 「雨の歌」
S.ガヴリロフ(Vn)/岡田博美(Pf)
Z.コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 作品7
S.ガヴリロフ(Vn)/W.ベッチャー(Vc)
J.ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 作品99
W.ベッチャー(Vc)/岡田博美(Pf)
入場料
全席指定席 大人¥4,200/小学生¥2,100
会場
草津音楽の森国際コンサートホール
音楽祭スタッフによるコンサートピックアップ
出てしまいました!早くも今シーズン最高の驚愕的な快演が出てしまいました。いや、毎日名演が繰り広げられる草津音楽祭ですので、ノミネート演奏としておきましょう。
本日は御年89歳のガブリロフさん(Vn)と御年83歳のベッチャー(Vc)さんによるデュオコンサートでした(足すと172歳、ギネス記録か!)。共にベルリン・フィル首席だったお二人が弾いたコダーイの「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲」は、デュオ作品の中でも難曲で知られています。スタッフの内輪では(ここだけの話ですが)、幾つになっても全く衰えず難曲もなんのそのパワフルに弾くその姿から、実はサイボーグではないかと囁かれるほどのスーパーおじいちゃんなのです。念のためお断りしておきますが、この演奏はCGではありません!(笑)
冗談はさておき、90歳に届こうかという方々のこのような力強い演奏を目の当たりにすると、“歳のせいにはできないですねぇ”というのが我々の共通の反省となる今日この頃。他の教授陣も一目置く存在のお二人の、バリバリの演奏をウェブにアップしましたのでまずは映像をご覧ください。本来は部分的にアップするのですが、今回は特別にノーカットでお届けします。迫力は動画では伝わらないかと思います。ご覧の皆さんにはこのようなスーパー演奏が聴けるチャンスが多々ありますので、草津までぜひ足を運んでいただき、生でこの興奮を味わっていただきたいと思います。(MY)
コンサート・カレンダー
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