草津音楽の森国際コンサートホールで行われる公演の【聴きどころ】をお伝えします!

8月20日(水)
クリストファー・ヒンターフーバー ピアノ・リサイタル
現代ウィーンを代表するピアニスト ヒンターフーバーの至芸を堪能できるひととき。今回はピアノという楽器の発展とそれに伴う作品の変遷を辿る旅となりました。中でも聴き所はゴドフスキーからラヴェルへのシークエンス。J.シュトラウス2世らが活躍した華やかかりし19世紀ウィーンに想いを馳せつつ、20世紀の音楽語法を元に現代ピアノのサウンドを生かし切った超絶技巧をお楽しみください。そしてゴドフスキーとラヴェルの後に聴くシューベルトもまた絶品。古典とロマンのはざまで生み出された、神々しさすら感じさせる美に包まれてコンサートは締めくくられます。
文・益滿行裕(企画委員)
出演
クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)
プログラム
L.v. ベートーヴェン:サリエリのオペラ「ファルスタッフ」の二重唱「まさにそのとおり」の主題による10の変奏曲 WoO.73
O. シュルホフ:第3曲「仕掛時計のポルカ~J.シュトラウスのモティーフによる3つの編曲 作品 9 より 第3番
L. ゴドフスキー:第2曲「こうもり」~J.シュトラウス 2の主題による 3 つの交響的変容より
O. シュルホフ:ピチカート・ポルカ~J.シュトラウスのモティーフによる3つの編曲 作品 9 より
M.ラヴェル:ラ・ヴァルス ニ長調
F.シューベルト:ピアノ・ソナタ ト長調 作品78 D 894
※出演者、曲目が変更となる場合がございます。予めご了承ください。
開場15:30/開演16:00
入場料:全席指定 大人¥5,000/U-25¥2,500
会場:草津音楽の森国際コンサートホール
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