今年のテーマを紐解く「公開講座&鼎談」開催決定のニュース!
どうしてロッシーニがテーマなの? 運営側の我々はメディアの記者さん、常連のお客様からこの質問をよく受けます。生誕230年は節目には多少違和感があると言いたいのであろう。
西村音楽監督の言葉を借りると、
「19世紀前半のヨーロッパ(中略)・・・・ナポレオン戦争で疲弊した人心に新たな活力と興奮と喜びをもたらし、当時のウィーンの作曲家たちにもさまざまな影響と脅威を与えました。コロナ禍を超えての当音楽祭の新たなスタートにロッシーニの人間愛に満ちてフレッシュな躍動感を持つ音楽はまことにふさわしい」
これだけでも十分の説明であるが、我々はもっとテーマの奥深さを追求すべく、ロッシーニやその時代の作曲家がウィーンの音楽界に与えた影響を、下記の公開講座でさらに掘り下げ学んでみることにした。
講演会&鼎談
日時:8月23日(火)講演会13:15~14:15/鼎談14:20~15:15
講演会講師:オットー・ビーバ(元ウィーン楽友協会アーカイヴ・ディレクター)
通訳:武石みどり(音楽学・東京音楽大学学長代行)
鼎談講師:オットー・ビーバ・武石みどり・小宮正安(横浜国立大学教授)
会場:草津温泉天狗山スキー場 天狗山レストハウス
テーマ:「イタリア人の音楽家たち、ウィーンにおける彼らの音楽 ~ロッシーニを中心に~」
聴講料:1,500円(税込み)
※前売りチケットはございません。当日13時より会場にてお申込みいただけます。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
ロッシーニはベートーヴェンと本当に面会したのか?という、いつまでも解明されない話題から、1821年のウィーンではロッシーニの新作品は1度も演奏されなかったにもかかわらず、1822年に再びフィーバーが起きた。このフィーバーの仕掛け人は一体誰だったのか。
200年前のウィーンにタイムスリップした2時間。是非とも皆様のご来場をお待ちしております。