THOMAS INDERMÜHLE
オーボエ Oboe
1951年スイス・ベルンの名門音楽一家に生まれる。フライブルク音楽大学でH. ホリガーに、パリではM. ブルグに師事。その後数年、ソロのオーボエ奏者として、オランダ室内管弦楽団や、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団と演奏活動をし、74年プラハの春国際音楽コンクール、76年ミュンヘン国際音楽コンクールで入賞を果たした。以来、ソリストとして、ヨーロッパ全土、米国、カナダ、メキシコ、日本、韓国、オーストラリア等で活躍。M. トロヤーン、W. リーム、D. P. ヘフティ、西村朗など第一線で活躍する作曲家が彼のためにオーボエ協奏曲を書いている。「クープラン・アンサンブル」を率い、オーボエ奏者、指揮者として、また教師として熱心に活動を続けている。84年より、チューリッヒ音楽学院でオーボエクラスを持ち、89年よりカールスルーエ音楽大学教授に就任している。また最近ではパリのエコール・ノルマル音楽院とローマのアヴォス・プロジェクトでも後進の指導に当たっている。CD録音は、フィリップス、EMI、ノヴァリス、カメラータ・トウキョウより数多く発売されている。