ORCHESTRA DA CAMERA DI PERUGIA
イタリア・ウンブリア州の若い音楽家により、2013年に創設された管弦楽アンサンブル団体。国内・外のコンクールで優勝し、奨学金を得ている、現代の才能ある若い音楽家が主要なメンバーとなり成り立っている。これまでに、サンタ・チェチーリア音楽院、スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、トスカーナ・オーケストラ、カメラータ・ストゥルメンターレ・チッタ・ディ・プラト等のオーケストラと共演。オーケストラが創設された2013年はポーランドの作曲家、K.ペンデレツキの80歳の誕生日を祝い、彼が指揮をしたイベント、エミリア・ロマーニャに出演。アッシジの聖フランチェスコ聖堂内の回廊で行われたコンサートは、バチカン放送でラジオ放送された。今後、指揮者のJ.ウェブ、ソプラノ歌手のD.デッシ、テノール歌手のF.アルミリアートとM.ミルホファーなど、多くの著名な指揮者やソロ奏者との共演、またイタリア国内の音楽祭への出演を控えている。18世紀から現代までの幅広く、特に20世紀の音楽に重点を置いたレパートリーを網羅するために、多様な弦・管・打楽器の構成の確立を目指す。また、この新しいオルケストラの野心的な目標として、コンサート主催者やウンブリアの人々にとって、若手音楽家の最高基準となることを目標としており、今後の発展と活躍に期待が寄せられる。