KARIN ADAM
ヴァイオリン Violin
ウィーン生まれ。ウィーン音楽院でF. サモイル教授に師事。8歳にしてオーケストラと共演しデビューを果たす。コンクールで数々の賞を受賞した後、ウィーン・モーツァルト・ゲマインデで「モーツァルト解釈賞」を受賞。1981年のヨーゼフ・ヨアヒム国際コンクールでの優勝を経て、同世代のヴァイオリニストを率いる第一人者のひとりとして定評を確立し、世界各国での公演に招待された。これまでに、ソリストとしてウィーン交響楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ハンブルク交響楽団、プラハ交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、ポーランド国立放送交響楽団等と共演、C. v. ドホナーニ、L. ハーガー、M. ヤンソンス、Y. メニューイン、S. ヴラダー、W. ヴェラー等の指揮で演奏している。また、86年以降は、妹であるピアニストのドリス・アダムとデュオ演奏を行い、リンツ・ブルックナー音楽祭、ウィーン芸術週間他、多くの国内外の音楽祭にアーティストとして参加。2008年以降、姉妹デュオはオーストリアで一連の演奏会を開始し、独演や国際的な演奏家との共演を展開。CD録音は、ブラームス、ベートーヴェン、シベリウス、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調、ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲など。ドリス・アダムとは、ブラームス、ベートーヴェン、フォーレ、フランク、グリーグ、シューベルト、シュトラウスによるヴァイオリンとピアノのためのソナタ、およびクライスラーの小品集を録音。09年にはハンス・ガルのピアノ・トリオをリリース。公式ウェブサイト:www.karin-adam.com