JOHANN HINDLER

クラリネット　Clarinet

1951年オーストリア・フローンライテン生まれ。
9歳の時に、フローンライテンにて、J.ブルナデルからクラリネットの手ほどきを受ける。73年グラーツのK.シュタインヴィッダーの元で勉強を始め、75年よりウィーン国立音楽大学にてP.シュミードルに師事、80年に優秀な成績でディプロムを取得。 
79年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバー、そして82年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとなる。
指導者としては、80年よりウィーン国立音楽大学のP.シュミードル・クラスのアシスタントを務め、95年からは、教授に就任し自身のクラリネット・クラスの指導にあたっている。彼のクラスからは、デュオ・シュトゥンプ＝リンシュハルムのP. シュトゥンプとH.P.リンシュハルムはもちろん、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のM. ショルンとD. オッテンザマー、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のA. オッテンザマー、ザルツブルクのモーツァルテウム管弦楽団ソロ・クラリネット奏者のF.シュタイナーとC. ツィンパー、バイエルン国立管弦楽団ソロ・クラリネット奏者などヨーロッパ各国のオーケストラで活躍する人材がたくさん輩出されている。
また、演奏者としては、オーケストラの活動だけにとどまらず、ウィーン・リング・アンサンブルやウィーン管楽合奏団のメンバーとして室内楽の分野でも活躍している。