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草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

群馬交響楽団

GUNMA SYMPHONY ORCHESTRA

群馬交響楽団

1945年11月、戦後の荒廃の中で文化を通した復興を目指して「高崎市民オーケストラ」が創設され、翌年「群馬フィルハーモニーオーケストラ」、63年に「財団法人群馬交響楽団」、2013年に「公益財団法人群馬交響楽団」と改称して現在に至る。

1947年5月から始めた移動音楽教室では、2022年度までに延べ646万人を超える児童・生徒が鑑賞した。1982年からは高校音楽教室が開催されるなど、群馬県の文化の象徴として県民から幅広く支持されている。

55年、「群響」をモデルに制作された映画「ここに泉あり」が公開され、全国的に注目を集め、翌年には文部省により群馬県が全国初の「音楽モデル県」に指定された。さらに61年、高崎市が群馬音楽センターを建設、これを拠点として幅広い活動が展開された。

81年からは群馬県の支援により音楽活動を充実させ、94年には「プラハの春国際音楽祭」、「ウィーン芸術週間」から同時に招待を受け、音楽監督 高関健指揮のもと欧州4カ国を巡る海外公演を実現した。翌年には50周年記念委嘱作品「オーケストラのための遠景Ⅱ」(細川俊夫作曲)を東京・群馬で初演し、高い評価を得た。

2001年に、日本の音楽界を牽引している楽団として、文化庁の「芸術創造特別支援事業(アーツプラン21)」支援団体に指定された。03年10月にはNHKテレビ番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」で楽団の草創期が紹介され、話題となった。また、04年11月には天皇皇后両陛下、デンマーク国女王陛下同王配殿下をお迎えしての移動音楽教室を開催し、05年4月にはNHK朝の連続テレビ小説「ファイト」の主題曲を担当し高評価を得た。06年3月に創立60周年を記念する公演を群馬・東京で開催。また、14年6月に開催した第500回定期演奏会では満席の聴衆から大きな拍手を受けた。

15年11月には創立70周年を迎え、記念公演、定期公演など多くの演奏会を開催した。
群馬交響楽団は、定期演奏会、移動音楽教室をはじめ幅広い音楽活動を展開し、群馬県の文化の象徴として県民から幅広く支持されており、2020年に創立75周年を迎えた。また、2019年9月に開館した「高崎芸術劇場」に活動拠点を移し、2023年4月に就任した飯森範親常任指揮者のもと、さらなる演奏活動の飛躍・向上を目指している。

1966年「朝日・明るい社会賞」、83年文部大臣「地域文化功労者」団体表彰、89年 第11回山本有三記念「郷土文化賞」、1994年「日本文化デザイン賞」、95年「第4回日本生活文化大賞特別賞」、2001年 日本放送協会「関東甲信越 地域放送文化賞」受賞、17年県民芸術祭40周年記念表彰。

群馬交響楽団公式ホームページ

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