DIETER FLURY
フルート Flute
スイス・チューリッヒに生まれ育ち、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の首席フルート奏者H. マイヤー、チューリッヒ音楽大学のA. ジョネ、A. ニコレらに師事。フルートの勉学に加え、スイス連邦チューリッヒ工科大学にて数学学士を修め、25歳の時にウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバーとなる。1981年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者に指名された。2005年から14年までは同管弦楽団の芸術監督と総監督を務め、17年に引退。教育者としては、グラーツ国立音楽大学で1996年から2021年まで教授を務めた。また録音の幅は多岐に渡り、バロック音楽から現代音楽まで幅広い分野の音楽を録音している。ソリストとして、C. アバド、D. バレンボイム、P. ブーレーズ、V. ゲルギエフ、Z. メータ、R. ノリントン、E. d. シュトウツの指揮の下、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、チューリッヒ室内管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、北京交響楽団、東京交響楽団等数多くのオーケストラと共演。作曲家のP. ブーレーズ、B. フラー、G. リゲティ、R. シュタール、S. シャリーノ、H. ヴィリ、H. ツェンダーとも一緒に活動をした。使用楽器はYAMAHA製14金フルート。