AYANO ITO
ヴァイオリン Violin
高校入学までにソリストとして東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と共演。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学を首席で卒業。1980年第1回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに最年少で参加し、豊田耕兒氏に師事。89年東京国際音楽コンクール室内楽部門第1位。あわせて斉藤秀雄賞、アサヒビール賞を受賞。93年スイス政府給費留学生としてベルン音楽院に留学。96年ベルン音楽院ソリストクラスを首席で卒業。同年ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールにて第3位(1位なし)。97年〜2005年広島交響楽団コンサートマスターとして活躍。00年広島での音楽界の功績を称えられエネルギア音楽賞受賞。09年2月より群馬交響楽団コンサートマスターに就任し現在に至る。また09年に浜離宮朝日ホールにて、ブラームスのヴァイオリン・ソナタの全曲演奏をライブ録音し、10年にCDをリリース、好評を得る。これまでに鷲見三郎、堀正文、江藤俊哉、玉置勝彦、I.オジムの各氏に師事。