ATSUKO WATANABE
ヴァイオリン Violin
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業後渡欧。パリ・エコール・ノルマル音楽院のヴァイオリン科をプルミエ・プリで演奏家資格を得て卒業。ルネ・ベネデッティ、ティボー・ヴァルガ、セミヨン・スニトコフスキー、ルーツ・ペクー、ナタン・ミルシュタインなどに師事。スイス・イタリア放送管弦楽団、フランス国立放送管弦楽団、などでオーケストラ経験を積む一方、レンヌ合奏団、パリ室内合奏団及びアルス・ロンガ室内合奏団のソリストとして定期的にフランス各地で演奏。1976年より、オードニア室内合奏団のメンバーになる。ヨーロッパ各地でリサイタル、室内楽の演奏に出演。1985年にはベルゲン交響楽団と武満徹の”Far calls, coming far!” をノルウェー初演、1993年ドイツ再演など、日本、フランスの現代作品も精力的に紹介している。市立フォンテヌプロー、国立フレンヌ、市立アニエールのコンセルヴァトワール教授を歴任。フランスの若手ヴァイオリニストの指導にあたっている。