昨日は都内某所に保管されている〈草津夏期国際音楽アカデミー友の会〉所有のバルッキエーリ氏が手作りした名器(大型フレミッシュ2段)がアーティストのご自宅に引越ししました。これから1か月本番に向けてさらに弾き込んでいただきます。
2018年にイタリアからはるばる日本へ運ばれてきたこのチェンバロ。3年の月日を経て、随分日本の気候に慣れ良い音を出すようになりました。とはいえ、高原気候の草津では湿度管理が大変です。ステージに乗せる前にしっかりメンテナンスをして本番に備えます。
この名器の音色が聴けるのは8月25日、26日そして29日の3公演のみ。古楽の名手桒形亜樹子さんが奏でてくださいます。