AKANE KUDO

ソプラノ　Soprano

東京藝術大学卒業。サントリー芸術財団「サントリーホール サマーフェスティバル」、「Tokyo experimental Festival」、「Tête à Tête The Opera Festival（ロンドン）」、「ダ・ヴィンチ音楽祭in川口」、「テッセラ音楽祭」などの音楽祭に出演。数多くの新作初演を行う一方、E.シュルホフ、V.ウルマンらの歌曲、L.ヴィエルヌ「憂鬱と絶望」「ボードレールの5つの詩」をはじめ演奏機会の希少な佳曲や、E.サティ「ソクラテス」、A.シェーンベルク「架空庭園の書」、「グレの歌」（第一部全曲）、「月に憑かれたピエロ」、O.メシアン「ハラウィ」などの大規模声楽作品も歌った。リサイタル「Secret Room vol.1」ではK.シュトックハウゼン「ティアクライス（十二宮）」に自ら振付を施した“踊るソプラノの版”を発表、「同vol.2～布と箱」では、一人で歌唱と舞踊とクラシックギターを担う松平頼曉「Trio for One Player」の初演を行うなど、複雑な身体表現を伴う声楽作品も手がけている。第１回一柳慧コンテンポラリー賞受賞。妻役で出演したF.レロイの音楽劇「THE鍵KEY」にて第19回佐治敬三賞受賞。