岡田博美 ピアノ・リサイタル/バッハ:ゴルトベルク変奏曲
こんな演出したら寝ないでいられるか!という演出で、かのゴルトベルク変奏曲をたっぷり1時間半聴いていただきました。(音楽会は寝てはいかぬ!という世俗常識を覆す演出か!?)
というのも、ステージ全体を薄暗くしてスポットをピアノのあるセンターに当てるという、お殿様が寝るための曲という作曲の由来通りの演出・・・いやいや、実は、お客様に試練を与えるのがねらいではなくて、岡田博美先生の完璧なる演奏を、集中して聴いていただくためのものでした。岡田先生はすでに本曲のCDをレコーディングしていますが、我々スタッフの内々では今日の演奏もそのままCDにしても良いんではないの?なんてささやかれるほどの素晴らしい演奏でした。
かくして、40周年を迎えた2019年の音楽祭の公演が無事すべて終了!
はやくも来年のテーマは何?と気になるところですが、そのあたりはプロデューサーの頭の片隅にはもう何かひらめきがあるのかな…楽しみですね。ではでは、また来年の夏にお会いしましょう!!