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草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

STAFF BLOG

草津の自然と音楽 その2

2018年のテーマ「自然が創造する音楽」にちなんで、草津の自然をご紹介する第二回目は、散歩コースのご案内。草津には素晴らしい散歩コースがたくさんあります。音楽祭のコンサートとセットでぜひお楽しみください。

 

サイクリングロードはベートーヴェンの小径

天狗山からコンサートホール方面に行く県道に入るとすぐにサイクリングロードの入り口があり、テルメテルメまで続いています。名前の通り、自転車専用道路ですが、歩きやすい舗装路で多くの方が散歩道として利用されています。緑の木立のトンネルが続くこのコースは、まるでウィーンのベートーヴェンの小径。(あくまで筆者の勝手なイメージですが)コンサートの前後にベートーヴェンになった気分でぜひ歩いてみてください。

おすすめコンサート 

8月23日(木) 16:00開演 イアン・バウスフィールドの妙技を聴く!/ラフマニノフ:チェロ・ソナタ(トロンボーン版)(バウスフィールド氏はベートーヴェンを演奏しませんが、ほかのアーティストによるベートーヴェンプログラムが充実しています。)

ロイヤルコースでメシアンになる

ホテルヴィレッジの裏手にロイヤルコースと名づけられた散策コースがあります。当音楽祭にお越しいただいた天皇皇后両陛下が御滞在中に御散策されたことから、いつのまにかそのように呼ばれるようになりました。アカマツチップが敷き詰められたこのコースで思い切り深呼吸をして、フィトンチッドを体中に取り込む。そして、鳥のさえずりに耳をすましてみる。メシアンのように。最高に贅沢な散歩時間ですね。

おすすめコンサート

8月21日(火) 16:00開演 ブルーノ・カニーノ ピアノ・リサイタル

 

 

 

モネの池にて日帰りフランス旅行

ホテルヴィレッジの東側にある大谷地池は、一周5分ほどの小さな蓮池です。今の時期はたくさんの睡蓮が、池の水面を埋め尽くしています。日本風の太鼓橋までしつらえてあり、フランスの画家モネのジヴェルニーの庭に紛れ込んでしまったのかと思うような光景が広がっています。モネが日本文化に高い関心をもっていたことはよく知られていますが、そのモネから大きな影響を受けていたのが、ドビュッシー。1905年に出版された交響詩「海」のスコアの表紙には、葛飾北斎の「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」が使われていたほど。モネの池でフランスの文化人の交流に想いを馳せ、ドビュッシーを聴く。1日でフランスを満喫できる、草津温泉の新しい楽しみ方のご提案です。

おすすめコンサート

8月19日(日) 16:00開演 フランス音楽の室内楽/グノー生誕200年と遠山慶子のドビュッシー

8月22日(水) 16:00開演 フランス音楽と自然/ドビュッシー:ラ・メール(ピアノ三重奏版)

 

 

 

 

 

上記の公演のチケットはいずれもまだご用意が可能です。チケットのお問い合わせはこちらからどうぞ ⇒ 草津アカデミーチケットサービス ℡0120-949-932

 

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