Loading
草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

STAFF BLOG

講師インタヴュー vol.2

 

今年の音楽祭に参加される講師陣へコンサートへの出演やマスタークラスに関しての質問に、自由にご回答して頂く講師インタヴュー、2回目は、第15回(1994年)の初参加から20年以上に渡り草津へお越し頂いている、元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターのウェルナー・ヒンク先生にお答えいただきました。ヒンク先生にはドイツ語でご回答頂きましたので、原文のままを下記に表記させて頂いております。

 

 【ウェルナー・ヒンク先生】

Academy:講師の立場から見て、草津音楽祭のマスタークラスに参加する利点は何だと思いますか。

Prof. Hink:兎にも角にも、日常から離れ、非常に穏やかな雰囲気にもかかわらず、このアカデミーは芸術のレベルが非常に高いです。多くの草津アカデミー卒業生が色々な地域で国際的キャリアを作り上げていることがその証明でしょう。

 

Academy:演奏者、また講師として草津音楽祭に参加される魅力を教えてください。

Prof. Hink:講師陣にとっては大変骨の折れるイベントではあります – 非常に求められた要求を満たすことが。しかし若手の受講生にレッスンをすることや、コンサートのプログラムがどれも他では見られない内容になっており、それが非常に興味深い音楽祭です。

 

Academy:今年のテーマ、モーツァルトの楽曲で、思い入れのある作品は何かありますか。

Prf. Hink: 私にとってモーツァルトの作品は特段思い出があるわけではありません。ただ、今回8月20日のプログラムで演奏する「ヴァイオリンとオーケストラのための2つのロンドとアダージョ」-これは私にとって特別な意味があります。それは草津でのことだけではなく、自分が所属していたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ともしばしば演奏し、この曲が自分にとって色々な思い出を残すものとなりました。

 

Academy:What is your opinion about the benefit of attending the masterclass in Kusatsu as a student?

Prof. Hink:Abgesehen von der überaus glücklichen und harmonischen Athmosphäre, die dieser Akademie eigen ist, ist das künstlerische Niveau hier sehr hoch.

Dass viele Absolventen sehr gute regionale und internationale Karrieren gemacht haben, ist der Beweis dafür.

 

Academy:What attracts you to join the festival as a teacher and an artist?

Prof. Hink:Für die Professoren ist das ein anstregendes Unterfangen – sehr schwer zu bewältigen. Aber die jungen Studenten, die unterrichtet warden, bereichern das Wesen des Festivals ungemein, welches vom interessanten und vielfältigen Programm her unerreicht ist.

 

Academy:Is there any Mozart piece(s) which has a special meaning or memory for you? (Questions relating with the theme of this year)

Prof. Hink: Es gibt kaum ein Stück von Mozart, das nicht eine besondere Erinnerung für mich ist. Im heurigen Programm sind wohl die drei Einzelsätze für Violine und Orchester – also die zwei Rondi und das Adagio in E-Dur – für mich von besonderer Bedeutung.

Habe ich sie nicht nur in Kusatsu, sondern auch mit meinem Orcheter (Wiener Philharmoniker) öfters gespielt.

 

関連記事

  1. 受講申込の受付を開始します!

    2017.05.31
  2. カテジナ・ヤヴールコヴァー先生よりメッセージ

    2017.07.14
  3. 講師インタビュー vol.3 

    2017.07.31
  4. 2017 コンサートの聴きどころ・前編

    2017.08.02
  5. 音楽祭スタッフ募集について

    2017.05.21
  6. 講師インタビュー vol.4

    2017.08.16

Twitter 音楽祭情報

Twitter チケット情報

Facebook

PAGE TOP