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草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

STAFF BLOG

今年の合唱クラスについて

2024年の合唱クラスでは、飯森範親さん指揮、栗山文昭さん合唱指揮のタッグで日本初演作品を含む3曲を取り上げます!

募集要項はこちらから(申込受付6月3日12:00~6月12日16:00)

作曲者不詳:魔笛ミサ曲(日本初演)
1810年頃に作曲されたとみられるモーツァルト(1756-91)のオペラ「魔笛」をモチーフにしたミサ曲。
キリエ、グロリア、クレド、サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイの6曲1組の構成です。
ウィーン郊外のリヒテンタール教区教会(通称シューベルト教会)の古い楽譜資料室には、シューベルトの師であった教会オルガニストで合唱指揮者ミヒャエル・ホルツァー(1772-1826)の時代の手書きのパート譜が残されています。
「魔笛」の序曲やアリアなど耳なじみのある響きが全編を通して感じられるこのミサ曲は、当音楽祭の企画委員で元ウィーン楽友協会アーカイヴ・ディレクターのオットー・ビーバ博士の推薦により、今回日本初演となります。


フランツ・クサーヴァー・ジュスマイヤー:アヴェ・ヴェルム・コルプス(日本初演)

モーツァルトの遺作「レクイエム」を補筆完成させたことでも知られるオーストリアの作曲家、ジュスマイヤー(1766-1803)。自身も教会音楽を多数手がける作曲家であるとともに、モーツァルトの補佐として「皇帝ティートの慈悲」や「魔笛」を浄書するなど、モーツァルトと縁の深い人物です。


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス

静ひつで厳かな響きのモーツァルト晩年の傑作。カトリックの街、ザルツブルクで生まれたモーツァルトは、人生の節目節目に教会音楽を世に送り出し、彼の最後の教会音楽がこの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」でした。キリストへの感謝と賛美が歌われます。

今年の音楽祭テーマ「モーツァルトー愛され続ける天才」を表すようなラインナップです。
皆様のご参加をお待ちしております!

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