我々アカデミー事務局では、一緒に音楽祭を盛り上げてくれるスタッフ募集してます!
詳しくはこちら➡草津夏期国際音楽アカデミー運営スタッフ募集
これまでも多くのアーティストやスタッフにとって、人生の大きなターニングポイントとなってきた草津の音楽祭。
草津入りをした1週間目は緊張でひきつっていた顔が、音楽祭終盤にみるみる自信に満ち溢れた笑顔になり、ひとまわりもふたまわりも内面が成長して草津を後にするスタッフを沢山見届けてきました。
草津マジックともいうこの現象。
色々な分野の知識を役立てられる場所です。迷っている方は前向きな一歩を踏み出してみてください。
参考までに、昨年のスタッフEさんの「音楽祭に参加して」のレポートを公開します。
私が当音楽祭のスタッフに応募した動機は、「音楽が好きで、音楽に関わるアルバイトをやってみたい」という非常に緩いものでした。中高と吹奏楽部に所属していたものの、現在なにか音楽をやっているわけでもなかったため、音楽祭のスタッフとして、楽譜係として大丈夫かという不安はありましたが、それでも応募した当時はこのアルバイトが魅力的に私の目に映りました。
私は楽譜係を担当しました。楽譜係の主な仕事内容は大きく段階が2段階あります。まずは、音楽祭の準備期間にアーティストの方たちへ音楽祭の演目の楽譜を製本と発送です。実際に楽譜係が用意した楽譜が本番でも使われるため、責任重大かつ大切な作業です。次に音楽祭期間での仕事になります。送った楽譜に不備があれば楽譜の作り直しや、演奏会本番にアーティストの方が楽譜を忘れてしまった場合の対応など、音楽祭での楽譜おおよそ全般を管轄します。また、練習室の譜面台の管理も楽譜係の仕事になります。
実際にやってみて、もちろん大変なこともありましたが、総じて楽しい思い出となりました。約2週間泊まり込みで、と聞くとなかなか大変そうに思えるかもしれませんが、長いようで短いような刺激的な日々でした。プロフェッショナルな人たちに囲まれるという経験も初めてでドキドキワクワクしました。また、特にアカデミーの受講生の多くが自分と同世代ということもあり、直接的に関わることはなかったものの、1つのことを極める彼らと同じ空間を過ごしていて、私も頑張ろうと思えました。
この音楽祭の経験を通じて少し自分の殻を少し壊すことができたように思います。私にとってこのアルバイトに飛び込むのは挑戦でしたが、今では挑戦してみて良かったなと思っています。