ジェンマ・ベルタニョッリ ソプラノ・リサイタル/モーツァルトのアリアとリート
曲目
W.A.モーツァルト:すみれ K.476
W.A.モーツァルト:ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたときK.520
W.A.モーツァルト:ラウラに寄せる夕べの思いK.523
W.A.モーツァルト:魔術師K.472
M.クレメンティ:モーツァルト風前奏曲~性格描写集 作品19より
W.A.モーツァルト:「女ほど素敵なものはない」の主題による8つの変奏曲 ヘ長調 K.613
L.シュポア:6つのドイツ歌曲 (1.落ちつけ、心よ/2.二重唱/3.憧れ/4.子守歌/.ひそやかな歌/6.目覚めよ)作品103
W.A.モーツァルト:アリア「とうとう嬉しい時が来た」~オペラ『フィガロの結婚』k.492より
W.A.モーツァルト:レチタティーヴォとアリア「憐れな私よ、ここはどこなの?」―「ああ、語っているのは私ではないの」K.369
W.A.モーツァルト:弦楽のためのアダージョとフーガ ハ短調 K.546
W.A.モーツァルト:レチタティーヴォとアリア「どうしてあなたが忘れられましょう」―「心配しないで、愛する人よ」K.505
出演者
G.ベルタニョッリ(Sop)/A.シピリ(Pf)/四戸世紀(Cl)/オルケストラ・ダ・カメラ・ディ・ペルージャ/葛西賀子&荒井美幸(Fl)/橋爪惠梨香(Ob)/木幡亮仁(Cl)/蛯澤亮&石川了一(Fg)/K.ヤヴールコヴァー&堂山敦史(Hr)
キキドコロ
アカデミー&フェスティヴァルご自慢の愛すべき、そしてチャーミングな歌姫ジェンマ・ベルタニョッリも、今年のテーマがモーツァルトとあっては、手ぐすね引いてステージを待ちわびているのではないでしょうか。それというのも彼女の、あの伸びの良い、澄み切ったソプラノの美声は、思うにモーツァルトに持ってこい。傑作《すみれ》をはじめとする可憐な、あるいは劇的な歌曲も、また《フィガロの結婚》の名高いアリアやいわゆる演奏会用アリアの数々も、いちだんとその魅力が輝きわたるに違いありません。間にピアノ独奏曲や弦楽合奏曲、あるいは珍しいシュポアの歌曲などを挟みつつ。(大木正純)
音楽祭スタッフによるコンサートレヴュー
ベルタニョッリ先生のリサイタルより公演最後の曲をアップしました。 毎年多くのファンが駆けつけるリサイタル公演ですが、今年もペルージャの弦楽合奏団やピアノのシピリ先生を始め多くの楽員がサポートして、本日一番の盛り上がりとなりました。(M.Y)
レチタティーヴォとアリア「どうしてあなたが忘れられましょう」―「心配しないで、愛する人よ」K.505
入場料:全席指定席 大人¥4,200/小学生¥2,100