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草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

8月30日(水)

ハウスコンサートで演奏された晩年のモーツァルト作品

 

曲目

W.A.モーツァルト(編曲者不明):ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466(ピアノ六重奏版)

W.A.モーツァルト(J.N.フンメル編曲):交響曲 第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」(ピアノ四重奏版)

西村朗:独奏オーボエのための「迦楼羅」

W.A.モーツァルト:弦楽五重奏曲 変ホ長調 K.614

 

出演者

C.ヒンターフーバー(Pf)/W.ヒンク(Vn) /K-H.シュッツ(Fl)/R.バウアーシュタッター(Va)/T.ヴァルガ(Vc)/T.インデアミューレ(Ob)/大関博明(Vn)/小野聡(Va)

キキドコロ

今年のコンサート・シリーズは、テーマ作曲家モーツァルトの、晩年の作品を中心にしたこの日のプログラムで締めくくられます。インパクト強烈な名作、ピアノ協奏曲第20番ニ短調の、“編曲者不明”の室内楽版! フンメル編曲の、交響曲第41番「ジュピター」の、これまたフルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ用ヴァージョン! どちらも何という大胆な選曲でしょうか。もちろん、往時は交響曲や協奏曲などを、適宜、楽器編成を縮小した形で演奏することは、ごく普通に行われていたわけですが……。一方、弦楽五重奏曲変ホ長調は死の年の4月の作で、これがモーツァルトが書いた最後の室内楽曲となりました。(大木正純)

音楽祭スタッフによるコンサートレヴュー

8/30 とうとう最終回となりました。30日のコンサートからは西村音楽監督の作品をYoutubeにアップしました。「迦楼羅」は奈良興福寺にある像で胴体が人間でありながら頭部が鳥である。大きなくちばしをもち凛々しくも滑稽な像を、オーボエの微分音や特殊奏法で表現しています。この曲はもともと2000年にオーボエと室内楽の曲として作曲されましたが、2007年にインデアミューレ先生のために独奏版に改めて作られたもの。さて、演奏したオーボエのインデアミューレ先生ですが、2日前くらいからオレの映像を必ず撮ってくれよなと意気込み満点。本番後も人生最高の出来だぜ!とのこと。会心の演奏と粋な演出をご覧ください。(M.Y)

 

入場料:全席指定席 大人¥4,200/小学生¥2,100

 

 

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