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2019年のコンサート聴きどころ・8月17日編

これを読むと聴きに行きたくなる!あなたの耳と脳を刺激する今年のコンサートのおすすめポイント。

8月17日(土)
オープニング・コンサート/シューベルト:交響曲 第7番「未完成」  ミラン・トルコヴィッチ=群響、タマーシュ・ヴァルガを迎えて

今年のオープニング・コンサートは演奏家の顔ぶれも豪華版なら、曲目も協奏曲2曲、交響曲2曲と盛りだくさん。劈頭を飾る協奏曲は大バッハの名作、ヴァイオリン協奏曲第1番を原曲とするもので、チェンバロ用に編曲された今回使用の版も原曲に劣らず広く親しまれています。今年は草津に新しく待望のチェンバロが導入され、さっそくここで活用されるわけですが、ちょっと待った、草津には自慢のピンキー製オルガンもある。そこで鍵盤楽器の名手クラウディオ・ブリツィが、両端楽章をオルガンで、第2楽章をチェンバロでという具合に、2つの楽器を使い分けて演奏しようというのが今回の趣向です。これは聞き逃せませんし、同時に“見逃せ”ないですね。協奏曲のもうひとつは、あの今はなきジャクリーヌ・デュ・プレの名盤以来、世界に広く知れ渡ったエルガー渾身の作、チェロ協奏曲ホ短調。これをいまやウィーン・フィルの至宝とも言うべき存在となったタマーシュ・ヴァルガのソロで聴けるとは、何と幸せなことでしょう。
 交響曲2曲は、今年のテーマ作曲家シューベルトの傑作たち。いわゆる《未完成交響曲》は、言わずと知れた超の字の付く名曲で、途中で放り出されてしまった不完全な作品であるにもかかわらず史上最も美しい交響曲とさえ言われる、その意味では不思議な存在です。一方の第6番は、シューベルトが20歳の年に作曲した全4楽章の堂々たる交響曲。《未完成》やのちのハ長調大交響曲に比べればステージに乗る機会は多くありませんが、ここにもシューベルトならではの魅力を至るところに見出すことができるはず。ファゴットの世界的名手から指揮に転じて評価を高めている、ミラン・トゥルコヴィチ(トルコヴィッチ)の手腕に期待することにいたしましょう。

文・大木正純(企画委員)

8月17日(土) オープニング・コンサート/シューベルト:交響曲 第7番「未完成」  ミラン・トルコヴィッチ=群響、タマーシュ・ヴァルガを迎えて

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初夏のスチューデント・コンサートを開催しました。

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