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	<title>The 40th Anniversary | 草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</title>
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	<description>KUSATSU INTERNATIONAL SUMMER MUSIC ACADEMY &#38; FESTIVAL</description>
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	<title>The 40th Anniversary | 草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</title>
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		<title>【40周年に寄せて】霧島国際音楽祭・堤 剛音楽監督</title>
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		<dc:creator><![CDATA[academy-staff]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 07 Aug 2019 00:25:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[40周年に寄せて]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>ひと足先に40周年の音楽祭を無事閉幕した霧島国際音楽祭。ともに歩んできたような親近感を覚えます。その霧島国際音楽祭の堤 剛音楽監督から、私たちの音楽祭へメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。 共通点の多い二つの [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">ひと足先に40周年の音楽祭を無事閉幕した霧島国際音楽祭。ともに歩んできたような親近感を覚えます。その霧島国際音楽祭の堤 剛音楽監督から、私たちの音楽祭へメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="has-medium-font-size wp-block-paragraph">共通点の多い二つの国際音楽祭が揃って四十回を迎えましたことは、我が国の音楽界にとって大変意義があり真に目出度いことです。様々な困難にも関らず両者共長く続けてこられたのは、素晴らしい自然環境の中での地元の皆様の力強いサポートがあったお陰と心から感謝致しております。貴音楽祭は当初から国際色豊かで、多くのアーティストを外国から招かれ音楽会、マスタークラスなどを通じて国際交流にも大きな貢献をされてきました。<br> 西村音楽監督のもとにますます発展、充実されていかれますことを祈念致しております。</p>



<p style="text-align:right" class="has-medium-font-size wp-block-paragraph">霧島国際音楽祭音楽監督　堤　剛</p>



<figure class="wp-block-image is-resized"><img fetchpriority="high" decoding="async" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/9da73f9d9bc69b11279de5aa9c4b0635-724x1024.jpg" alt="" class="wp-image-7413" width="459" height="649" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/9da73f9d9bc69b11279de5aa9c4b0635-724x1024.jpg 724w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/9da73f9d9bc69b11279de5aa9c4b0635-212x300.jpg 212w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/9da73f9d9bc69b11279de5aa9c4b0635-768x1086.jpg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/9da73f9d9bc69b11279de5aa9c4b0635-1250x1767.jpg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/9da73f9d9bc69b11279de5aa9c4b0635-1000x1413.jpg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/9da73f9d9bc69b11279de5aa9c4b0635-707x1000.jpg 707w" sizes="(max-width: 459px) 100vw, 459px" /><figcaption>霧島国際音楽祭音楽監督 堤　剛様からの直筆メッセージ</figcaption></figure>The post <a href="https://kusa2.jp/2019/08/07/005-8/">【40周年に寄せて】霧島国際音楽祭・堤 剛音楽監督</a> first appeared on <a href="https://kusa2.jp">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【草津Library】十一年目を迎えた「草津音楽祭」に思う</title>
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		<dc:creator><![CDATA[academy-staff]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 06 Aug 2019 23:51:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[草津 LIBRARY]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>文・佐々木三重子（音楽ジャーナリスト） 第11回プログラムより(1990年発行) 湯の町・草津で、この国際音楽アカデミー&#38;フェスティヴァルが創設されたとき、誰が今日のような浸透ぶりを想像しえただろうか。 　あれか [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">文・佐々木三重子（音楽ジャーナリスト）</p>



<p class="wp-block-paragraph">第11回プログラムより(1990年発行)</p>



<p class="has-drop-cap wp-block-paragraph">湯の町・草津で、この国際音楽アカデミー&amp;フェスティヴァルが創設されたとき、誰が今日のような浸透ぶりを想像しえただろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　あれから11年。長いようでいて、関係者にとっては、きっとあっという間の歳月だったに違いない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　正式には「草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル」。やたら長くて舌を噛みそうな名前には、いまだになじめないでいるが、昨年、10周年を迎えたのを機会に、夏も盛りを過ぎた8月下旬、初めてこの音楽祭を訪れた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　草津といえば、まず思い浮かぶのは、粉雪舞うスキー場の情景である。実際にスキーをしていた頃は、草津には向かわず蔵王まで滑りに行ったものだった。だから、私にとっては初めての草津訪問となった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　上野から特急で長野原まで二時間半。バスに乗り換えて30分で草津町のバス・センターに着く。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そこから更に車で10分ほど登り坂の道を行くと、音楽祭のメイン会場である天狗山レストハウスが見えてくる。なだらかな斜面のふもとに位置し、あちこちにリフトが点在する。冬の賑わいはさぞかしと想像できる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　海抜何メートルかは知らないが、高原らしい爽やかな空気が気分をなごめてくれる。日ごろビルからビルへ、もっぱら地下鉄で移動している身にとっては、木々や芝生の緑が目に優しく、それだけでホッと生き返ったような気持ちになるから不思議である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　朝夕は涼しく、真昼の日差しこそ厳しいが、日陰に入れば、涼やかな風が草花の香りをのせて吹き抜ける。土砂降りの雨に降りこめられて困ったことを除けば、快適そのもの。このような自然環境の中でなら、気持ちよく講習が受けられ、またフリーの人もフェスティヴァルのコンサートを楽しめる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　それにしても、山の斜面に散在するリフトの切符を売る小屋を教室に転用するアイデアには感心した。新しく教室など建てられないため、苦肉の策なのだろうけれど、スキー場は住宅地とは離れているし、また小屋どうし距離があるので、音を出しても迷惑がかからないからだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　後で、この小屋の掃除や、車での先生の送迎は、町役場の人たちが手分けして行っていると聞いた。その時、なるほどこれは、町が総がかりで、あらゆる面でバックアップしているのだなと、妙に感じ入ったものである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その臨時教室で繰り広げられる授業は、ほんの一部しか見学できなかったが、それでも実にさまざまだった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　運動をする前に予備体操が必要なのと同様に、レッスン前に済ませておくべき基礎練習を怠っていた生徒を注意し、その場でやらせる教師、楽譜に記入された指示の意味を調べずに演奏して叱られる生徒、録音テープとメモ用紙を持参させ、レッスンを録音し、注意事項を簡単にメモして渡す教師、装飾音の記号をどう奏すべきか、一人ひとりやらせてみる教師・・・・。授業の進め方は文字通り千差万別で、比べてみるのも楽しかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ところで、ここのアカデミーの特色は、原則として小クラス制を採っていること。一人の生徒のレッスンを全員が聞くのである。一人の生徒が受ける注意は他の生徒にも勉強になるし、教師は同じ注意を繰り返さずにすむ。より効率的に授業が行われることになる。その上、クラスの親睦も深まる・・・と、メリットを数えあげることはできる。けれど当然ながらディメリットもある。生徒のレベルが同じならまだよいが、問題は進度や技術がマチマチの場合である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　自分より上級の人の授業は聴講していても参考になることが多いだろう。その逆の場合、上級の人はどうしても初級の人のレッスンにおつき合いする形になってしまい、注意力が散漫になっているように見受けられた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　生徒が希望する先生や受講の時期などをやりくりしなくてはならないので、主催者にとってクラス編成は大変な作業とは思うが、何か改善策がないものか、考えてもらいたい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　また、外国の著名な先生の指導を受けるのだと、生徒が張り切りすぎて背伸びをし、難度の高いものを選びすぎる傾向があるらしい。十分こなせていない段階でレッスンを受けても、つっかえたりミスをする。先生はそれを注意したり、弾き直させたりしているうちに時間が過ぎてしまう。かんじんな芸術的なことに触れるまでに至らなかったとしても、先生に責任はない。この様なレッスンは他の生徒が聞いてもあまり意味があるとは思えない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　授業の密度や集中度の点では、何といっても一対一のレッスンにはかなわない。そこで、クラス制の良いところは残しながら、マン・ツー・マン方式を何とか加味することはできないものだろうか。これも考えてほしい問題である。聴講していて感心したのはアシスタントの活躍である。ピアノの場合を除き他の楽器や声楽ではピアノ共演者が必要になる。このピアノ奏者が、何と通訳も兼ねているのだ。生徒の演奏に合わせてピアノを弾き、先生がストップさせて注意を与えると、間髪を入れずに日本語に訳し、すぐさま、またピアノに戻る。その忙しいこと。一人のレッスンの時間が限られているから自然と早口になる。生徒は交替してもアシスタントは一人だから交替できない。授業の後で先生のテイク・ケアもと、一人で何役もこなしている。一番疲れるのはアシスタントだろうと同情したくもなる。けれど、授業が終わって、先生にはお礼を言っても、アシスタントにお礼を言っていた生徒が果たしてどの位いたか・・・。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　事務局によれば、このアシスタントたちは、少ない謝礼で気持ちよく働いてくれるという。この様に、陰でアカデミーを支えてくれている人たちがあって、この音楽祭は11年目を迎えられたのであろう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　今年、音楽監督が豊田耕児さんから遠山一行さんに変わる。遠山さんは、この音楽祭の創設時に係っていたので、その性質が大きく変化することはないと思う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　草津町の方はどう見ているのだろう。はじめは、町のイメージアップと観光客の誘致を狙って音楽祭を応援しようということだったのだろう。しかし、その効果は具体的に数値などで表せるものではないし、その辺は町側も了解している。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　毎年毎年、海外から音楽家が来て、日本中から生徒が集まり、コンサートにも人が入る。これまでの実績は評価しているようだし、今後も継続・発展するものと期待しているように感じられた。リゾート地の音楽祭は近年盛んになってきた。その中で、国際的で規模の大きいものは、現在のところ草津と霧島であろう。10年という歴史も手伝って我が国の音楽界の中で、確たる存在を示すようにもなったといえる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ところで、草津は、東京からさほど遠くなく、温泉もあり、環境が良いのだろう、テニスコートゴルフ場など、スキー以外のスポーツ施設が増設され、大型のリゾート・マンションやペンションが建ちだした。これを草津町がどう思っているのか、よそ者の私にはよくわからない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　開発はどんどん進められているが、その対象はレジャーであり、文化的なイベントといったら、この音楽祭だけらしい。となれば、文化を高く看板に掲げた唯一の催しとしてのこの音楽祭の価値は、高まりこそすれ、小さくなることはない。この自覚のもとに、主催者は自信をもって、より質の高い音楽祭を目指してほしいと思う。</p>The post <a href="https://kusa2.jp/2019/08/07/010-5/">【草津Library】十一年目を迎えた「草津音楽祭」に思う</a> first appeared on <a href="https://kusa2.jp">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ポスター原画展スタート！</title>
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		<dc:creator><![CDATA[academy-staff]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 01 Aug 2019 14:33:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[The 40th Anniversary]]></category>
		<category><![CDATA[第40回]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>今日から8月、いよいよ40周年記念事業のポスター原画展が始まりました。早速、各会場を回ってスタンプを押してくださったお客様もいらして、がんばって準備した甲斐があったなとうれしく思いました。 さて、ここで各展示会場をご紹介 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>今日から8月、いよいよ40周年記念事業のポスター原画展が始まりました。早速、各会場を回ってスタンプを押してくださったお客様もいらして、がんばって準備した甲斐があったなとうれしく思いました。</p>
<p>さて、ここで各展示会場をご紹介しましょう。</p>
<p> </p>
<h6>①温泉図書館<img decoding="async" class="alignleft size-full wp-image-7365" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/BAEB195A-BAE0-4526-8190-7E244E487B47.jpeg" alt="" width="4032" height="3024" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/BAEB195A-BAE0-4526-8190-7E244E487B47.jpeg 4032w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/BAEB195A-BAE0-4526-8190-7E244E487B47-300x225.jpeg 300w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/BAEB195A-BAE0-4526-8190-7E244E487B47-768x576.jpeg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/BAEB195A-BAE0-4526-8190-7E244E487B47-1024x768.jpeg 1024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/BAEB195A-BAE0-4526-8190-7E244E487B47-1250x938.jpeg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/BAEB195A-BAE0-4526-8190-7E244E487B47-1000x750.jpeg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/BAEB195A-BAE0-4526-8190-7E244E487B47-1333x1000.jpeg 1333w" sizes="(max-width: 4032px) 100vw, 4032px" /></h6>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p style="text-align: left;">バスターミナルの3階にある温泉図書館。地元住民だけでなく、観光のお客様にも人気のスポット。同時開催で草津アカデミーの資料も展示されています。</p>
<p> </p>
<h6>②草津町役場<img decoding="async" class="alignleft size-full wp-image-7366" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/CB9967E5-DC73-4BFC-9CDA-A3D1D5CE66F5.jpeg" alt="" width="4032" height="3024" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/CB9967E5-DC73-4BFC-9CDA-A3D1D5CE66F5.jpeg 4032w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/CB9967E5-DC73-4BFC-9CDA-A3D1D5CE66F5-300x225.jpeg 300w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/CB9967E5-DC73-4BFC-9CDA-A3D1D5CE66F5-768x576.jpeg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/CB9967E5-DC73-4BFC-9CDA-A3D1D5CE66F5-1024x768.jpeg 1024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/CB9967E5-DC73-4BFC-9CDA-A3D1D5CE66F5-1250x938.jpeg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/CB9967E5-DC73-4BFC-9CDA-A3D1D5CE66F5-1000x750.jpeg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/CB9967E5-DC73-4BFC-9CDA-A3D1D5CE66F5-1333x1000.jpeg 1333w" sizes="(max-width: 4032px) 100vw, 4032px" /></h6>
<p> </p>
<p> </p>
<p>バスターミナルの隣に位置する草津町役場。玄関を入ってすぐの町民ホールに展示されています。</p>
<p> </p>
<h6>③草津温泉観光協会<img loading="lazy" decoding="async" class="alignleft size-full wp-image-7367" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/B9D25F85-86F6-4417-942D-4930F9DB0CC1.jpeg" alt="" width="3024" height="3024" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/B9D25F85-86F6-4417-942D-4930F9DB0CC1.jpeg 3024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/B9D25F85-86F6-4417-942D-4930F9DB0CC1-150x150.jpeg 150w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/B9D25F85-86F6-4417-942D-4930F9DB0CC1-300x300.jpeg 300w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/B9D25F85-86F6-4417-942D-4930F9DB0CC1-768x768.jpeg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/B9D25F85-86F6-4417-942D-4930F9DB0CC1-1024x1024.jpeg 1024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/B9D25F85-86F6-4417-942D-4930F9DB0CC1-1250x1250.jpeg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/B9D25F85-86F6-4417-942D-4930F9DB0CC1-120x120.jpeg 120w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/B9D25F85-86F6-4417-942D-4930F9DB0CC1-1000x1000.jpeg 1000w" sizes="auto, (max-width: 3024px) 100vw, 3024px" /></h6>
<p>バスターミナル1階にある草津温泉観光協会。観光の情報収集のついでにぜひご覧ください。</p>
<p> </p>
<h6>④草津温泉旅館共同組合<img loading="lazy" decoding="async" class="alignleft size-full wp-image-7368" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/8677FBA8-5E49-4DF3-9C60-69D873B91760.jpeg" alt="" width="4032" height="3024" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/8677FBA8-5E49-4DF3-9C60-69D873B91760.jpeg 4032w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/8677FBA8-5E49-4DF3-9C60-69D873B91760-300x225.jpeg 300w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/8677FBA8-5E49-4DF3-9C60-69D873B91760-768x576.jpeg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/8677FBA8-5E49-4DF3-9C60-69D873B91760-1024x768.jpeg 1024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/8677FBA8-5E49-4DF3-9C60-69D873B91760-1250x938.jpeg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/8677FBA8-5E49-4DF3-9C60-69D873B91760-1000x750.jpeg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/8677FBA8-5E49-4DF3-9C60-69D873B91760-1333x1000.jpeg 1333w" sizes="auto, (max-width: 4032px) 100vw, 4032px" /></h6>
<p>バスターミナルの向い側にある草津温泉旅館共同組合は和モダンな雰囲気がステキな建物。</p>
<p> </p>
<h6>⑤ベルツ記念館<img loading="lazy" decoding="async" class="alignleft size-full wp-image-7369" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/60501489-BD7E-4457-B148-B9CDA4F19596.jpeg" alt="" width="4032" height="3024" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/60501489-BD7E-4457-B148-B9CDA4F19596.jpeg 4032w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/60501489-BD7E-4457-B148-B9CDA4F19596-300x225.jpeg 300w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/60501489-BD7E-4457-B148-B9CDA4F19596-768x576.jpeg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/60501489-BD7E-4457-B148-B9CDA4F19596-1024x768.jpeg 1024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/60501489-BD7E-4457-B148-B9CDA4F19596-1250x938.jpeg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/60501489-BD7E-4457-B148-B9CDA4F19596-1000x750.jpeg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/60501489-BD7E-4457-B148-B9CDA4F19596-1333x1000.jpeg 1333w" sizes="auto, (max-width: 4032px) 100vw, 4032px" /></h6>
<p> </p>
<p> </p>
<p>国道292を東京方面から草津に向かってくると右手にあるベルツ記念館。2階の展示スペースまで階段かエレベーターで上がってください。</p>
<h6>⑥運動茶屋公園道の駅 観光案内所<img loading="lazy" decoding="async" class="alignleft size-full wp-image-7370" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/1825A313-DCDD-4A3D-B527-7798BB27EE36.jpeg" alt="" width="4032" height="3024" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/1825A313-DCDD-4A3D-B527-7798BB27EE36.jpeg 4032w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/1825A313-DCDD-4A3D-B527-7798BB27EE36-300x225.jpeg 300w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/1825A313-DCDD-4A3D-B527-7798BB27EE36-768x576.jpeg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/1825A313-DCDD-4A3D-B527-7798BB27EE36-1024x768.jpeg 1024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/1825A313-DCDD-4A3D-B527-7798BB27EE36-1250x938.jpeg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/1825A313-DCDD-4A3D-B527-7798BB27EE36-1000x750.jpeg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/1825A313-DCDD-4A3D-B527-7798BB27EE36-1333x1000.jpeg 1333w" sizes="auto, (max-width: 4032px) 100vw, 4032px" /></h6>
<p>国道292を挟んでベルツ記念館の向かい側にある道の駅の観光案内所。ソフトクリーム休憩でお立ち寄りのついでに。</p>
<h6>⑦ホテルヴィレッジ<img loading="lazy" decoding="async" class="alignleft size-full wp-image-7371" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/A79D9807-0B86-404D-9960-4F97FE5D1F81.jpeg" alt="" width="4032" height="3024" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/A79D9807-0B86-404D-9960-4F97FE5D1F81.jpeg 4032w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/A79D9807-0B86-404D-9960-4F97FE5D1F81-300x225.jpeg 300w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/A79D9807-0B86-404D-9960-4F97FE5D1F81-768x576.jpeg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/A79D9807-0B86-404D-9960-4F97FE5D1F81-1024x768.jpeg 1024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/A79D9807-0B86-404D-9960-4F97FE5D1F81-1250x938.jpeg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/A79D9807-0B86-404D-9960-4F97FE5D1F81-1000x750.jpeg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/A79D9807-0B86-404D-9960-4F97FE5D1F81-1333x1000.jpeg 1333w" sizes="auto, (max-width: 4032px) 100vw, 4032px" /></h6>
<p> </p>
<p> </p>
<p>ベルツ通り沿いに位置するホテルヴィレッジ。玄関から入ったら右手にお進みいただき、突き当りの左手が展示コーナーです。</p>
<p> </p>
<h6 style="text-align: left;">⑧ナウリゾートホテル<img loading="lazy" decoding="async" class="alignleft size-full wp-image-7372" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/48D946DC-270F-4677-9C11-5F536BD73D2A.jpeg" alt="" width="4032" height="3024" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/48D946DC-270F-4677-9C11-5F536BD73D2A.jpeg 4032w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/48D946DC-270F-4677-9C11-5F536BD73D2A-300x225.jpeg 300w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/48D946DC-270F-4677-9C11-5F536BD73D2A-768x576.jpeg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/48D946DC-270F-4677-9C11-5F536BD73D2A-1024x768.jpeg 1024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/48D946DC-270F-4677-9C11-5F536BD73D2A-1250x938.jpeg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/48D946DC-270F-4677-9C11-5F536BD73D2A-1000x750.jpeg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/48D946DC-270F-4677-9C11-5F536BD73D2A-1333x1000.jpeg 1333w" sizes="auto, (max-width: 4032px) 100vw, 4032px" /></h6>
<p>天狗山直下に位置するナウリゾートホテル。玄関から入って右手の売店の向かい側が展示スペース。こちらはポスター原画だけでなく、ポスター原画を使った絵はがきが第1回から40回まで額装されたものも展示されています。全部の絵を一度に見られるのは、ここだけ！</p>
<h6>⑨草津温泉ペンション協会(ペンションレザン)</h6>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignleft size-full wp-image-7381" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9745-e1564725748787.jpg" alt="" width="3024" height="4032" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9745-e1564725748787.jpg 3024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9745-e1564725748787-225x300.jpg 225w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9745-e1564725748787-768x1024.jpg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9745-e1564725748787-1250x1667.jpg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9745-e1564725748787-1000x1333.jpg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9745-e1564725748787-750x1000.jpg 750w" sizes="auto, (max-width: 3024px) 100vw, 3024px" />玄関入って右手に美しい展示コーナーが用意されています。フロントでお声をかけてからご覧ください。</p>
<p> </p>
<h6>⑩天狗山レストハウス</h6>
<p>準備中。アカデミー事務局がオープンする8月17日から展示します。</p>
<p> </p>
<h6>⑪草津音楽の森国際コンサートホール</h6>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignleft size-full wp-image-7382" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9649-e1564725804326.jpg" alt="" width="3024" height="4032" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9649-e1564725804326.jpg 3024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9649-e1564725804326-225x300.jpg 225w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9649-e1564725804326-768x1024.jpg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9649-e1564725804326-1250x1667.jpg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9649-e1564725804326-1000x1333.jpg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/08/IMG_9649-e1564725804326-750x1000.jpg 750w" sizes="auto, (max-width: 3024px) 100vw, 3024px" /></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>ロビーにて展示中。チケットスタッフにお声をかけてからご鑑賞ください。なお、こちらは、現在は平日10時から16時まで鑑賞可能ですが、8月17日以降は、入場可能時間が15時から18時までとなり、コンサートチケットが必要となります。ご了承くださいませ。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>どこの会場にどの絵が展示されているかは、お越しになってからのお楽しみ。ぜひぜひご来場ください。お待ちしております！</p>The post <a href="https://kusa2.jp/2019/08/01/019-2/">ポスター原画展スタート！</a> first appeared on <a href="https://kusa2.jp">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【草津Library】鳴り響く神々の声―西村 朗の音楽</title>
		<link>https://kusa2.jp/2019/07/31/009-5/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=009-5</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[academy-staff]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 31 Jul 2019 13:05:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[草津 LIBRARY]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>文・佐藤聰明 第11回プログラムより(1990年発行) 僕は西村朗の音楽を聴くたびに、その背後に、人知では測れない、何者かの巨大な力が働き、そこに象を表すのを常に感じる。 　それは聴く者の眠れる魂を呼び覚まし、無意識の扉 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">文・佐藤聰明</p>



<p class="wp-block-paragraph">第11回プログラムより(1990年発行)</p>



<p class="has-drop-cap wp-block-paragraph">僕は西村朗の音楽を聴くたびに、その背後に、人知では測れない、何者かの巨大な力が働き、そこに象を表すのを常に感じる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　それは聴く者の眠れる魂を呼び覚まし、無意識の扉を開いて、はてしなく渦巻き流れる陰陽の生成の場へと僕たちを導き、そして、今まさに輝き放たれんとする乾坤の膨大なエネルギーの輻射を、体一杯にあびるのである。　</p>



<p class="wp-block-paragraph">　たとえば、オーケストラと篳篥(ひちりき)のための音楽「太陽の臍」の前半の部分で、空間に潮が満ちるように、ひたひたと充ちゆく無限の響きのはてに、一瞬の光芒にも似た旋律が静かに浮沈するとき、僕には、それが人の巧みを離れた、超自然界での出来事のように感じられ、生まれる以前の風景を思い出すような、切なさにも似たうるわしい感情に心が満たされるのである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　あるいは「二台のピアノとオーケストラのためのヘテロフォニー」で、二台のピアノから打ちだされる強靭なトレモロと、オーケストラが激しく拮抗しあい、情念が燃え盛るとき、僕は輝く宇宙樹が炎のように天に向かって屹立し、時が疼きねじれ、空間に膨大な光の束が放射されるのを、幻のように視たのだった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そして今日のように、人間本来の豊饒でうるわしい感情が、逼塞した時代にあって、これほどまでに力強く、魂が激しく揺さぶられる音楽を、いま僕たちが手にしえたのは、まさしく奇跡のように思えたのだった。西村の音楽に潜むこのような力は、はたしてどこから来るものなのだろうか。また、それを可能にするものは何か。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　西村はアジアの音楽、特にジャワのガメラン、バリのケチャ、そしてインド音楽に深く魅せられ、深甚な影響をうけてきた。－「ターラ」「カーラ」「ケチャ」「レゴン」「瞑想のパドマ」など、インドネシアやインドの音楽、芸能に由来する題名を西村が好んで用いるのも、その傾倒を物語るものであろう。また、その作品のほとんどが、打楽器アンサンブルであるのも興味深い。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　西村は言う、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「－アジアの伝統の響きに接する時、私は生来的な魂の喜悦を感ぜずにはおれない。今日の東アジアの作曲家の一人として、私は私のそうした魂の喜悦を作品に込めてゆきたいと思い続けている。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そして、これらの作品は、現代の打楽器アンサンブルにたくしての、南アジアへのオマージュなのだ、と述べている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　西村の音楽には情念に貫かれた厳しいまでの激しさ、あるいは濃密な快楽(けらく)を思わせる、むせかえるような官能がしばしば聴かれる。それは音楽という「永遠なるもの」に西村が連なり、音楽に潜む精霊の力を再び呼び起こすための、かみがみへのはてしない頌歌(オマージュ)であり、森羅万象へと響きあう、魂の熱い震えなのであろう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　たとえば「ケチャ」は、まさに音楽の持つ根本的な呪術性があざやかに表現されている。打楽器の熱い波動が、僕たちの硬直した頭脳をたゆませ、肉身を共振させて、ともに律動へと導く。音そのものがもつ呪力とも霊力ともいうべきエネルギーが、凝縮した圧力で充填され、開き放たれているのである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　西村がしばしば語る「魂の法悦」や「喜悦」という言葉は、近代的主知主義の矮小化し殻涸びた精神を嗤い(わらい)、音楽という壮大な「響きあい」の宇宙への根本的な回帰と、教条的なこざかしい知で手垢にまみれ疲弊した音楽を蘇生させ、音に秘められた祖霊の力を覚めさせることを意味するのに違いない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その思考は「ヘテロフォニー」という簡素な言葉によく言い表されている。西村はアジアの音楽の根元に「ヘテロフォニー」を見いだしそこから荘厳な宇宙が、響きあいによって生み出されていることに思い到ったのである。二つの異なる要素が、せめぎあい、揺らぎ、うなりを生じ、それはやがてリズムと化し、そして星々の周期のように倍音のハーモニーを導き出し、森羅に鳴り響いて万象を表すのだ。それは構築されるものではなく、まさしく生成し化育するものとして象を現じ、生みだされていくものなのである。丁度、神々の陰陽の和合のように、その胎内で光の粒子が誕生し、無窮の開闢を、二つの刹那刹那にもむかえているがごとく、遠久(とわ)の過去から悠久の未来へと、時を超えて響きわたる一筋の声なのである。それを道（タオ）という中国の古い言葉に置きかえてもかまわない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　西村がアジアの音楽に魅了され、その響きに耳を傾けるということは、自己の肉身の響きを聴くことなのだろう。魂の基根に流れる一つの音を聴くことである。それは大千三千世界を貫通する一大音であり、金剛胎蔵両界を輝かせる光の源なのだ。西村のどの作品にも、僕はこの「悠久の時」が「一筋の声」が、常に豊かに流れているのを聴き、耳を澄ます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ポスト・モダンといういかがわしい言葉が膾炙されているが、西村にはポスト・モダンやモダン、プレ・モダンも無縁なものに違いない。彼が凝視(みつめ)る壮大な世界に較べれば、まさにそれは卑小きわまりない。人類が音楽を得てからどれほどの歳月がたつのか知らないが、人間は音の清浄さ、うるわしさ、その霊的な力をいつのまにか忘れてしまったようだ。魂の汚濁と頽廃、精神の衰微した今日の音楽のなかで、西村の深淵をうがつ透徹したおこないによって、僕は少しでも未来に光明を見いだすことができるのである。</p>



<p class="has-background has-very-light-gray-background-color wp-block-paragraph">佐藤聰明　作曲家　</p>The post <a href="https://kusa2.jp/2019/07/31/009-5/">【草津Library】鳴り響く神々の声―西村 朗の音楽</a> first appeared on <a href="https://kusa2.jp">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【草津Library】草津夏期国際音楽アカデミーに寄せて</title>
		<link>https://kusa2.jp/2019/07/23/008-5/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=008-5</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[academy-staff]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 23 Jul 2019 04:08:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[草津 LIBRARY]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>文・関　徹雄 第4回プログラムより(1983年発行) 3年前の第1回草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァルの2日目、ヴィンシャーマン先生の公開レッスンが行なわれた。身近な人間的バッハを語りながら、バッハの器楽曲は原 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">文・関　徹雄</p>



<p class="wp-block-paragraph">第4回プログラムより(1983年発行)</p>



<p class="has-drop-cap wp-block-paragraph">3年前の第1回草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァルの2日目、ヴィンシャーマン先生の公開レッスンが行なわれた。身近な人間的バッハを語りながら、バッハの器楽曲は原曲のパロディーが多いのだから、オリジナルのカンタータやモテットが書かれたときのバッハの生き方や考え方、それに原詩の意味を知り、さらにこれを歌えなければ器楽曲は弾けないということなど講じられた。ここで一人の生徒が「君は今、一体何を考えて弾いているのか、君が弾いているところを、声を出して歌ってみなさい」と言われて絶句してしまったが、この素朴な言葉は聞く者の胸にもぐっと応えた。この生徒は楽譜を間違えて弾いたわけではない。むしろ上手に演奏したのであるが、この言葉は音楽がどういう状況で、何を描こうとして作られたかを考えた演奏でなければ、生きた音楽は創造されることはないと云われているように思えたからである。正直のところ、このアカデミーでもコンサートに出かけ、これを一人の聴衆として聞けば十分と思っていたが、このレッスンを聞いたことでコンサートでは得られない別の可能性、より広い大きな音楽の世界が開かれるように感じられ、音楽を専攻する者でもないのにこの3年間、コンサートばかりでなく、主に群響のメンバーや音楽大学の学生を中心とする生徒とともに公開レッスンもリハーサルもできるだけ欠かさず聞くことになった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　3年間、これらを聞いて驚いたのは、日本人を含めアカデミーの講師として参加した世界一流の演奏家たちが、楽器、国籍は異なり、おそらく考え方はもっと異なると思われるのに指導方針に一貫性のあることであった。豊田耕児先生が信頼した方々を招いているのだから、このことは当然考えられるのであるが、さきのヴィンシャーマン先生の話からもうかがえるように音楽の出発点をもう一度、広く認識させるところに共通の基本姿勢があるように思われる。したがって音楽の原点を学ぼうという意欲があれば、初心者でも生徒として個人レッスンを受ける機会が与えられることもあるのだと思う。昨年のヴィット先生の公開レッスンの最後に8人のコントラバス奏者による「アヴェ・ヴェールム・コルプス」の合奏があった。モーツァルト晩年の世界を感じさせる非常によい演奏だった。そこにコントラバスを始めて半年にもならない生徒がいた。この生徒を合奏までに引き上げたヴィット先生の腕前にも敬服したが、ベルリンフィルの名手と合奏できたというこの生徒の感激は生涯忘れられないものになったであろう。たしかベルリンフィルだったと思うが、同じ曲を同じ編成で演奏したレコードを思い出しながらも、草津アカデミーの意義を考えさせられる一時であった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　今年も来られるアクセンフェルト先生は一昨年モーツァルトのホ短調ヴァイオリンソナタ等を取上げて、モーツァルトなど古典派の音楽では滅多に使われないホ短調の特徴を指摘しながら調性の歴史的意味、役割を説明してくれた。ヴィンシャーマン先生も昨年、ご自身の「オーボエ・ダモーレ」を示しながらイ調の意味を説明し、「ベートーヴェンのイ長調交響曲は何番か」と質問されるなど、調性によって音楽の性格は既に決まっているのだから、それに応じた表現を考えた知的演奏が行われるようにと説かれた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　楽器のピッチの話から始められた昨年の吉田雅夫先生のレッスンはリズム、ダイナミック、アーティキュレーションなどの楽譜を通じてバロック時代から現代に至る音楽を意味づけてくれた。非常にわかり易かったが、一流の演奏に不可欠な要因を指摘した程度の高いものであった。ここでアッポジャトゥーラについて、この言葉は20年前日本では専門家でも知る人が多くなかったと云われたように、たしかになじみのない言葉であるが、一昨年金昌国先生もこれを取上げ、平板、単調でない豊かな表現の音楽とするには、この奏法上の配慮が必要なことを強調されたのを思い出し、いつでも基本的な事柄が問題にされると思い興味深かった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ここで専門外の者がこのような音楽用語にまで触れるのは恥しいのであるが、演奏には姿勢をよく、体全体で歌うようにという注意がしばしば聞かれるように、一流の演奏家が一流であればこそ、専門外の者にも理解できる音楽の基本をどんなに大切にしているかがわかるような気がする。こうしたレッスンを聴講し、リハーサルも聞き、コンサートに出かけると一流の演奏家が基礎に根ざした生きた音楽をどのように組み立てて行くかの手の内を見せてくれるような演奏と実感し、今までとは違った別の音楽を聴くような感動に打たれる。こうした感動はこのアカデミーでなければ、一般の音楽愛好家がほかのところでは味わえない貴重な体験である。勿論、コンサートだけに出かけても、以上のような演奏家の指導を受けた生徒を含めた演奏に音楽の根源から湧き出る響きが感じられ、大きな感銘が与えられるのは云うまでもない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　こうして過ごす2週間は実に楽しい。朝の公開レッスンからコンサート終了後の翌日のリハーサルなども聞くと帰るのは夜10時過ぎになり、かなり疲れる筈なのに翌日また一流の演奏家の体から発散される音楽を聴けば体の疲労は吹き飛んでしまう。生徒も相当ハードなスケジュールなのに疲れたという人に会ったことがない。皆、一流の演奏家の豊かな人間性に触れ、できるだけその音楽を吸収しようと懸命で疲れを感じる暇がないのであろう。こうした生徒として多数参加している群響の役割が大きいのは明らかであるが、レッスンやリハーサルの合奏や伴奏を勤めるアシスタント・アーティストの音楽も忘れることはできない。この方々も「ピアノは多くの表現力があり、ピアニストは指揮者のような働きをするから全体の表現を考えて弾くように」（ヴァシャリ先生の公開レッスンから）といった音楽の意味をよく知ったすぐれた演奏家である。ドイツなど海外で学んできた人も多く、既にレコードを出している方々と共演できる生徒はまた大変幸福なことであろう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　さて、最近6月27日、草津でのコンサート部門を支えている群響の東京公演が行なわれた。白井光子さんと「子供の不思議な角笛」というドイツロマン派の世界を見事に歌った「マーラーの第4交響曲」の演奏は3年間のアカデミーの成果と考えて間違いあるまい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　こうした大きな影響を楽壇に与えている草津夏期国際音楽アカデミー&amp;フェスティヴァルでの演奏はレコードで発売されている。演奏家の表情や体の動きが実際に見えるような実によい録音である。今年はできれば実況録音をいくつか入れて貰えたらと思っている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　以上専門外の者が感じるところを書き連ねたが、この草津での文化的催しは、音楽監督の豊田耕児、実行委員長の遠山一行の両先生、事務局長の井阪紘氏の献身的御配慮、草津町町長萩原亮氏、草津温泉観光協会会長中沢清氏を中心とした草津町、町ぐるみの協力によって開かれているのは間違いあるまい。音楽による人間の教育の場として永く、いつまでも続くことを心から願うものである。</p>



<p class="has-background has-very-light-gray-background-color wp-block-paragraph">関　徹雄　独文学者　獨協大学名誉教授</p>The post <a href="https://kusa2.jp/2019/07/23/008-5/">【草津Library】草津夏期国際音楽アカデミーに寄せて</a> first appeared on <a href="https://kusa2.jp">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>【草津Library】草津音楽祭の誕生</title>
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		<dc:creator><![CDATA[academy-staff]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 19 Jul 2019 05:55:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[草津 LIBRARY]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>文・福原匡彦 第4回プログラムより（1983年8月発行） 　草津夏期国際音楽アカデミー&#38;フェスティヴァルも待望の第４回を迎えた。“待望の”というのは、昔から３号雑誌という諺がある通り、続かないものなら３回までに潰 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">文・福原匡彦</p>



<p class="wp-block-paragraph">第4回プログラムより（1983年8月発行）</p>



<p class="wp-block-paragraph">　草津夏期国際音楽アカデミー&amp;フェスティヴァルも待望の第４回を迎えた。“待望の”というのは、昔から３号雑誌という諺がある通り、続かないものなら３回までに潰れてしまっている筈だからである。いよいよ本格的に定着したものとして第４回を迎える感慨は、主催者たる関信越音楽協会の理事の一員として、ひとしおのものがある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　正式の名称は舌を噛みそうなので、草津音楽祭と呼ばしてもらうが、第４回草津音楽祭が開催されるにあたり、この音楽祭がどのようにして誕生したかを振り返ってみたい。それには、関信越音楽協会常任理事・丸山勝廣氏の名前をどうしても出さねばならない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　丸山勝廣氏は、群馬交響楽団の生みの親であり、育ての親でもあるのだが、異常なくらい東京に文化の集中するこの日本の中にあって、戦後４０年近い歳月、地方の灯をともしつづけた、いわば地方文化の旗手である。あの有名な映画「ここに泉あり」（１９５５年封切）は群響の苦斗を描いたものであり、丸山氏はこの中で“カメさん”と呼ばれて小林桂樹が演じているが、映画は群響創立から７~８年間の苦労ものがたりに過ぎず、その後さらに３０年間にわたって、丸山氏は地方文化を取り巻くさまざまな壁に戦いを挑んできた。そのひたむきさはまことに頭の下がるものであり、私などはここ３０年ばかり丸山氏の熱烈なファンでありつづけている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そのうち、高崎市という人口２０万程度の都市を根拠地とし、群馬県１県を活動対象として動いているだけでは、一つの交響楽団の財政的基盤としてどうしても無理があると考えた丸山氏は、その活動範囲を関信越という広域圏に拡大することに乗り出す。そして、それを実現するために、１９７７年、林健太郎前東大総長を理事長とする財団法人関信越音楽協会が設立された。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　さて、関信越音楽協会の発足とともに、それを背景に、丸山氏はかねてから懸案であった群響の音楽的水準を高めることに全力を投入するのだが、そのためにはどういう音楽家と結びついたらよいかに腐心し、そこにヴァイオリンの名手豊田耕児氏の名前が挙がってくる。それも、豊田氏の音楽的力量だけでなく、その人間性に惚れこむあたり、丸山氏の面目躍如というところである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ところが、豊田耕児氏は長くベルリンに在り、ベルリン放送管弦楽団首席コンサートマスター（のちにベルリン芸術大学教授）の地位にある。丸山氏は、豊田氏の古くからの友人で関信越音楽協会の理事でもある遠山一行氏の紹介状を携える形で、生まれてはじめてのヨーロッパへ豊田氏を訪ねるのである。あいにくシーズンが夏休みで、豊田氏はベルギーの音楽講習会に講師として出掛けている。丸山氏はそれを追って、列車からバスに乗り継ぎ、ベルギーのサンユベールという山村に辿り着く。このへんは丸山氏の書いた文章に基づいて書いているのだが、朝、講習会場の近くの霧の深い並木道に不安の面持で豊田氏の現われるのを待つ場面などは、ドラマの１シーンを見るごとき観がある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　もちろん、豊田氏は日本を離れて久しいので、群響など知るよしもない。ただ、ベルギーの山奥まで訪ねてきた丸山氏の熱意にはほだされたらしい。そして、とにかく日本に帰ったとき群響をお訪ねしましょうということになった。翌１９７９年、豊田氏は群響の指揮棒を振ってみて、群響が恵まれない環境の中で一所懸命に頑張っているその純真さと健気さにうたれる。これは東京などの交響楽団が持っていないすぐれた特性だ。これまで東京の音楽大学や交響楽団から日本に帰って来ないかという数々の誘いを断わりつづけてきた豊田氏は、ここにはじめて、自分の身を置く日本での場所を発見したのである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　邪念のない清らかな人だけが邪念のない清らかな人を見抜くことが出来る、と私は信じている。純粋に音楽ただ一筋にうちこんできた豊田氏だけに、丸山氏の夢と情熱が単なるハッタリなどではなく、真実のものであることを鋭く理解したにちがいない。こうして、豊田氏が群響に手を貸してくれることがきまった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　さて、思いが叶ってみると、今度は丸山の側が大変である。豊田氏のような素晴らしい人を群響に迎えるとなれば、ただ群響だけが独占してはもったいない。ひろく豊田氏に活躍してもらう場を考えなければ、ということになり、かねがね豊田氏が故国日本でも開きたいと切望していた国際的な音楽講習会の計画を急いで具体化することになった。地方の貧しい楽団を選んでくれた豊田氏の並み並みならぬ好意と愛情に報いるせめてものお礼ごころというわけである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　音楽祭を受け止める主体としては、うまい具合に設立されたばかりの関信越音楽協会がある。開催場所は、草津町の前町長中沢清氏、現町長萩原亮氏の熱意と協力によって、日本のチロルと呼ばれる草津高原にきまった。冬のスキー関係の施設が夏期は空いており、音楽のレッスンにも演奏会にも使えるという。経費の方は、補助金や寄付金の見通しが或る程度ついたところで見切り発車だ。中味が良ければ後は何とかなるという丸山氏一流の勘である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その中味は、豊田氏の采配で着々と進行していた。音楽祭はアカデミーとフェスティヴァルの二本柱から成り、豊田氏の信頼する世界第一級の音楽家たちが講師ならびに演奏家として名を連ねる。１回目であり、準備期間も十分でなかったから、豊田氏の理想通りにはいかなかっただろうが、それにしても立派な講師陣であり、しかも、それらの講師陣から単に技術的な指導だけでなく、人格的な接触による全人的指導が行われるよう配慮された。さらに、個人レッスンにとどまらず、アンサンブルを重視する企画が盛り込まれるなど、さまざまな新機軸が打ち出された。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　1980年8月18日、いよいよ第1回草津音楽祭は幕をひらく。日程のなかばに、私も個人レッスン・公開レッスンの教授風景を見たり、ジャンドロンのチェロ演奏会を聴いたりする機会に恵まれた。一流の講師たちが手をとらんばかりに懇切に教える教室は、熱気をはらんでいた。草津のように奥まったところなので入りを心配していた演奏会も、聴衆が一杯はいっており、その仮設の会場も大ホールと違ってかえって演奏者が身近かに感じられ、新鮮だった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　豊田氏の性格そのままに、地味だけれども厚みのある世界的なアカデミー兼フェスティヴァルは、こうしてはじまったのである。第1回目は、それでもはじめての試みだったから、受講する側に戸惑いやためらいが見られたようだが、回を重ねるに従って、それも解消されたと見てよかろう。軌道に乗った草津音楽祭はこれからが楽しみだ。その洋々たる将来に、祝福あれ、と祈るばかりである。</p>



<p class="has-background has-very-light-gray-background-color wp-block-paragraph">福原匡彦　元国立劇場理事長、元文科省社会教育課長</p>The post <a href="https://kusa2.jp/2019/07/19/007-5/">【草津Library】草津音楽祭の誕生</a> first appeared on <a href="https://kusa2.jp">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>西村繁男さんインタビュー</title>
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		<dc:creator><![CDATA[academy-office]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 19 Jul 2019 00:30:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[The 40th Anniversary]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>  現在の音楽祭テーマイラストを描いている西村繁男さんってどんな方？ 当音楽祭の特徴のひとつとして、毎年、音楽祭のテーマに合わせたイラストを制作しています。第23回(2002年)からは『絵で読む広島の原爆』&#60;産経児 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p> </p>
<h2>現在の音楽祭テーマイラストを描いている西村繁男さんってどんな方？</h2>
<p>当音楽祭の特徴のひとつとして、毎年、音楽祭のテーマに合わせたイラストを制作しています。<br />第23回(2002年)からは『絵で読む広島の原爆』&lt;産経児童出版文化賞&gt;（福音館書店刊）などで有名な西村繁男さんに描いていただいています。<br />今回は西村さんにインタビューをさせていただきました。</p>



<p class="has-background has-light-green-cyan-background-color wp-block-paragraph">Q1. 初めてこの音楽祭の絵のお話が届いた時、どう思われましたか？<br>A1. クラシック音楽の世界に疎い私に、果たしてできるかどうか不安でした。</p>



<p class="has-background has-light-green-cyan-background-color wp-block-paragraph">Q2. 描いて頂くようになり今回で18回目、今まで描かれたテーマイラストの中で思い出深いものはありますか？<br>A2. 第23回です。私にとって最初の回でしたので印象に残っています。下から見上げたエッフェル塔を描いたのを思い出します。</p>



<p class="has-background has-light-green-cyan-background-color wp-block-paragraph">Q3. テーマイラストを描くにあたり、これまで沢山の作曲家の顔を描いてきたと思います。描きやすい顔、描きにくい顔はどなたでしたか？<br>A3. 似顔絵を描くのはあまり得意ではないので、いつもどの人物も苦労して描いています。</p>



<p class="has-background has-light-green-cyan-background-color wp-block-paragraph">Q4.今年のテーマイラストの注目点は？<br>A4. 毎回草津アカデミーの方でテーマにそった資料や構図を提示してもらって絵を描いています。今回はバッハからシューベルトというテーマにそって、ライプツィヒのバッハゆかりの聖トーマス教会と、シューベルトゆかりのリヒテンタール教会、シューベルトの生家を舞台に、バッハ、シューベルト、エルンスト・ヘフリガーと西村朗さんに登場願いました。</p>



<p class="has-background has-light-green-cyan-background-color wp-block-paragraph">Q5. 最後に、西村さんの絵本も含む作品のアピールをお願いします。<br>A5. 私の主な仕事は絵本を作ることです。私の作った絵本を少し紹介させてもらいます。<br>普通の人々の生活を取材観察して作った「おふろやさん」「やこうれっしゃ」、大型絵本の「絵で見る日本の歴史」「絵で読む広島の原爆」、取材せず想像の世界を描いた「おばけでんしゃ」「じごくのラーメンや」等があます。ポスターとはまた違った世界ですので、機会がありましたらご覧ください。</p>



<div class="wp-block-image"><figure class="aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" width="180" height="240" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/shigeo_nishimura.jpg" alt="" class="wp-image-7248"/><figcaption>西村繁男さん</figcaption></figure></div>



<p class="wp-block-paragraph">西村さんに描いていただいているポスター原画は、8月1日(木)から31日(土)までの間、草津町内で開催される「草津夏期国際音楽アカデミー&amp;フェスティヴァル40周年記念事業　ポスター原画展」草津町内11か所の展示会場でご覧になっていただけます。また、草津温泉図書館で開催中の「草津夏期国際音楽アカデミー&amp;フェスティヴァル　資料展示」特設コーナーでは、西村さんの絵本作品を手に取ってご覧いただけます。音楽祭へのご来場と合わせてお楽しみください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="http://kusa2.jp/40thanniversary/004-8/">草津夏期国際音楽アカデミー&amp;フェスティヴァル40周年記念事業　ポスター原画展</a></p>The post <a href="https://kusa2.jp/2019/07/19/005-7/">西村繁男さんインタビュー</a> first appeared on <a href="https://kusa2.jp">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>ポスター原画展開催のお知らせ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[academy-staff]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 19 Jul 2019 00:06:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[The 40th Anniversary]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>草津アカデミーのポスターは、毎年のテーマをビジュアル化した絵が描かれており、コレクターもいるほどの人気があります。そのポスター原画は、第1回(1980年)から第22回(2001年)までは徳田秀雄さん、第23回(2002年 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">草津アカデミーのポスターは、毎年のテーマをビジュアル化した絵が描かれており、コレクターもいるほどの人気があります。そのポスター原画は、第1回(1980年)から第22回(2001年)までは徳田秀雄さん、第23回(2002年)から現在までは絵本作家の西村繁男さんに描いていただいています。40周年の今年は記念事業として、これらの原画を草津の町内11か所の施設にて一挙公開、「ポスター原画展」を開催いたします。B1サイズの原画の数々は見応え充分。作曲家や絵に込められているテーマの背景、こっそりとしのばせられている草津の風景など、じっくりと眺めるチャンスです。会期は8月1日(木)から31日(土)です。音楽祭のご来場と合わせてぜひお楽しみください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、8月1日から31日までの原画展開催期間中は、スタンプラリーも同時開催いたします。11か所中、5か所以上のスタンプを集めていただくと、草津温泉オリジナルグッズなどが当たる抽選に参加できます。こちらもぜひチャレンジしてみてください。</p>



<figure class="wp-block-image"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="724" src="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/913338b85894821637dde63fdd3962cf-1024x724.jpg" alt="" class="wp-image-7260" srcset="https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/913338b85894821637dde63fdd3962cf-1024x724.jpg 1024w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/913338b85894821637dde63fdd3962cf-300x212.jpg 300w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/913338b85894821637dde63fdd3962cf-768x543.jpg 768w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/913338b85894821637dde63fdd3962cf-1250x884.jpg 1250w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/913338b85894821637dde63fdd3962cf-1000x707.jpg 1000w, https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/913338b85894821637dde63fdd3962cf-1414x1000.jpg 1414w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<div class="wp-block-file"><a href="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/913338b85894821637dde63fdd3962cf.pdf">ポスター原画展マップ（PDF)</a><a href="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/913338b85894821637dde63fdd3962cf.pdf" class="wp-block-file__button" download>ダウンロード</a></div>



<div class="wp-block-file"><a href="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/A4-yoko-ura.pdf">スタンプラリー台紙（PDF)　</a><a href="http://kusa2.jp/wp-content/uploads/2019/07/A4-yoko-ura.pdf" class="wp-block-file__button" download>ダウンロード</a></div>



<hr class="wp-block-separator"/>



<h6 class="wp-block-heading">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル40周年記念事業</h6>



<h1 class="wp-block-heading">ポスター原画展</h1>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>展示期間  </strong>2019年8月1日(木)〜31日(土)</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>展示施設</strong>  草津町内 11か所</p>



<p class="wp-block-paragraph">① 温泉図書館（バスターミナル3階 9:00〜16:30）<br>② 草津町役場 町民ホール（9:00〜17:00）<br>③ 草津温泉観光協会（バスターミナル1階 9:00〜17:00）<br>④ 草津温泉旅館共同組合（バスターミナル向かい 9:00〜18:00）<br>⑤ ベルツ記念館（9:00〜16:30）<br>⑥ 運動茶屋公園道の駅（観光案内所 9:00〜17:00）<br>⑦ ホテルヴィレッジ（7:00〜22:00）<br>⑧ ナウリゾートホテル（7:00〜22:00）<br>⑨ 草津ペンション協会（ペンションレザン 10:00〜15:00）<br>⑩ 天狗山レストハウス（草津アカデミー事務局 8/17〜30 10:00〜19:00）<br>⑪ 草津音楽の森国際コンサートホール（8/1〜16 平日のみ 10:00〜16:00／8/17〜31 15:00〜18:00 ※8/17～31はコンサート入場券が必要となります。）</p>The post <a href="https://kusa2.jp/2019/07/19/004-8/">ポスター原画展開催のお知らせ</a> first appeared on <a href="https://kusa2.jp">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「４０周年記念Tシャツ・デザイン公募」グランプリ発表！</title>
		<link>https://kusa2.jp/2019/07/11/003-7/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=003-7</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[academy-staff]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Jul 2019 03:00:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[The 40th Anniversary]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://kusa2.jp/?p=7183</guid>

					<description><![CDATA[<p>この度は、期間中にアーティストやスタッフが着用するTシャツ・デザイン公募に沢山のご応募を頂き、ありがとうございました。 何れのデザインも個性あふれる素敵なものでしたが、その頂点に輝いたのは、奈良県在住 京都工芸繊維大学在 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">この度は、期間中にアーティストやスタッフが着用するTシャツ・デザイン公募に沢山のご応募を頂き、ありがとうございました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何れのデザインも個性あふれる素敵なものでしたが、その頂点に輝いたのは、奈良県在住 京都工芸繊維大学在学中の<strong>松岡奈央</strong>さん（21歳）の作品となりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この夏の音楽祭を支える関係者一同、節目の年40年を身にまとうTシャツの完成を楽しみにしております。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どのようなデザインになるかは、音楽祭期間中、当音楽祭会場でご覧いただけます！ぜひ、皆様のご来場をお待ちしております。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>The post <a href="https://kusa2.jp/2019/07/11/003-7/">「４０周年記念Tシャツ・デザイン公募」グランプリ発表！</a> first appeared on <a href="https://kusa2.jp">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【草津Library】山上のフェスティヴァル</title>
		<link>https://kusa2.jp/2019/06/21/006-4/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=006-4</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[academy-staff]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 21 Jun 2019 11:30:30 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[草津 LIBRARY]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://kusa2.jp/?p=6964</guid>

					<description><![CDATA[<p>文・宇佐見英治 第3回プログラムより（1982年8月発行） 　私はもう30年近く、毎夏を北軽井沢の山荘で暮している。風呂がないわけでないが、草津の滑らかな沿の香にひかれて、月に3、4度は浅間を下り、真向の白根の山腹にある [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">文・宇佐見英治</p>



<p class="wp-block-paragraph">第3回プログラムより（1982年8月発行）</p>



<p class="wp-block-paragraph">　私はもう30年近く、毎夏を北軽井沢の山荘で暮している。風呂がないわけでないが、草津の滑らかな沿の香にひかれて、月に3、4度は浅間を下り、真向の白根の山腹にある草津に湯を浴びにゆく。夏の草津は老人の天国だ。町の中央の深々と湯煙がのぼる湯畑の傍のべンチには、爺さん婆さんが何人も腰かけて、周りの立てこんだ旅館の窓や高い宵い空を何の煩いもなく眺めている。焼玉蜀黍を売る声、温泉祭の賑わい、猿の腰掛や山菜の漬物、腰紐が風に吹かれている店の軒先、雑音とひそけさと思いがけぬ音量で呼びかける町のスピーカー。草津は庶民の町である。誰も気取って步いたりはしない。スキーのシーズンを除けば若者やインテリまがいが立ちよらぬ町、しかし一生働きとおした年寄たちにとっては霊験あらたかな古湯、天然の極楽泉池であった。少くとも私が通い始めたころは、そんなところであり、老人が世から見捨られてゆくように、いつかは寂びれてゆく、そんな思いがすることもあった。<br>　しかしこの数年草津に大きな変化が起こった。それもどこの温泉場にもあるような旅館のビルディング化や施設の合理化といったちゃちな近代化でない。町の古風俚俗は保ちながら、山窪の温泉場をかこむ広大な高地を開発して、ここに一大文化保養地を創出しようとする壮大な夢が中沢清さんを中心に(多分そうだと思う)着々推進された。背後の森を拓いて、まず高級施設をもつホテル・ヴィレッジが建てられ、林間に日本で初のベンションが生れた。いまその数は20を越すという。瀟洒なリゾート・ホテルが天狗山裾からヴィレッジの森にかけ幾館も散見されるようになった。しかし何といっても変化の最大のものは、今や第3年を迎える「草津夏期国祭音楽アカデミー&amp;フェスティヴァル」の開催である。これは一温泉町、一群馬県にとってのみならず日本にとって画期的な出来事である。<br>音楽は思い出を誘う。匂いが無意識的な追憶を喚起させるのに対して、音楽はそれを聴いた在りし日を彷彿とさせ、それをとおしてどこにもないふるさとへの憧れを募らせる。<br>　そして本当によい音楽を聰いたときには、神的な息吹が心に吹きこみ、ふるさとはかしこにもどこにもなく、まさにここに、おのが心にあることを、また自分がただ一人ここにあり、すべての死者たち、生者たちとともに戦い進まねばならぬ衝迫であることを何よりも感じさす。音楽は触れうるものをとおして触れえないものの声を聴きとらす。<br>　私は今も生活に疲れたとき、第1回の「アカデミー&amp;フェスティヴァル」の最終日に奏されたパッハの「管弦楽組曲2番」や「二短調のオーボエとヴァイオリンのための協奏曲」を折々レコードで聴く。するとあのときのレスト・ハウスの壇上で、個性を越えた無私の真摯さで弓を運んでいた豊田耕児の姿やヴィンシャーマンの悠揚たる態度、金昌国の明るい顔、数節を聴いただけでふっと眼に見えてくる。それから満員の補助席の指図に、ワイシャツに汗をふきださせ、落ちつくまもない遠山さんの緊張した顔が―。休憩時間に見た静止したリフトと草山、植込のガーベラと冷えかかった夕べの風が―。<br>　草津の「音楽アカデミー&amp;フェスティヴァル」の第1回が、これらの人々の卓見によってバッハで始まったことは、当然だが、よいことだった。なぜならバッハこそ音楽そのものであり、その細流(der Bach)には既往のあらゆる形式が流れこみ、そこから繁った森の樹々は「ポリフォニーの大枝をもち」、―演奏されるたびに、聴くごとに、どんな細葉、戦ぎにも、宇宙の気韻と生命の悲劇性が歓びを伴って感じられてくるのだから。<br>　心に黒雲が重くのしかかったとき、運命の呪いが私の血を濁らせるとき、私はバッハのカンタータやマニフィカトを、ときにはまた軽く深いチュンバロをよく聴く。何ど私はカンタータによって、血を浄められ、心をを洗い、蘇生と愛をめぐまれたことであろう。世界が怪冥で幻に苦しめられるとき、絵画は音楽のように直接心を慰めえない。絵をよく見るためには、不幸からせめて数十歩、遠ざかっていることが必要である。<br>　トルストイは「幸福な家庭はどれも似通ってているが、不幸な家庭はそれぞれにちがう」といった。自分が生き深め、多くのものを失うにつれ、私は音楽についても、同じようなことを感じるようになった。エモーショナルで楽しい音楽は、もとより個性のちがいがあるとしても畢竟似通っているものだ。それぞれの苦しみを溶かし、それをひそかな、或いは、あてやかな花に咲かせる忍苦に、個性よりも大切な作曲家の心の向きとかたちが表われる。私は限りなくモーツァルトの音楽を愛するが、別のところにも書いたように、モーツァルトは誤ってこの世にまぎれこんできた天人だ。モーツァルトは、私のようにぶざまな苦しみようをしない。彼は天来の迷い子だから、この世で方角を誤ったりはしない。<br>　自分が道に迷いそうなとき、私はプラームスの晩年の作品、「第四交戰曲」やクラリネット五重奏曲」に折々耳を傾ける。「クラリネット五重奏曲」のあの有名な第2楽章を聴いていると、同じ地上にあって何より自己に忠実であろうとした——また他人や自分を越えたものにつねに謙虚であろうとした、その虔ましい人柄ゆえの心の翳が、そよ風のように優しく、月に照らされた林の空地のように、明るく感じられてくる。その静けさを湛える音声はとっても繊細に推敲しつつ書き継がれた私的な手紙のようだ。<br>　時代に背を向け、ひたすらおのが内なるものに忠実であろうとしたブラームスを思うと、「人問どこへ行こうと、好きな方へ向うがよい　何を企てようと好きなことをやるがよい、……」というゲーテの言葉が思い浮んでくる。大切なことは、迷いを排してまず試みること、世界に亀裂を与えて、その光を形成することである。<br>　バッハのカンタータを聴くとき、バッハと信仰を同じくしない私が、なぜあれほど心を洗われ、蘇りと愛の歓喜を覚えるのであろうか。美はついに宗教を越えるのだろうか。恐らく美の存在は、異教であろうとなかろうと、聖なる意志と献身によつて、選ばれた者の上に、同時にまた全人類の上に訪れ、恒存しつづけるのであろう。<br>　その歓びを爽やかな風の中で感じるためには、今年も夏の草津にどうしても行かねばならない。</p>



<p class="has-background has-very-light-gray-background-color wp-block-paragraph">宇佐見英治　1918年1月13日 &#8211; 2002年9月14日　詩人、フランス文学者、美術評論家、明治大学名誉教授。</p>The post <a href="https://kusa2.jp/2019/06/21/006-4/">【草津Library】山上のフェスティヴァル</a> first appeared on <a href="https://kusa2.jp">草津夏期国際音楽アカデミー＆フェスティヴァル</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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