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2017講師紹介

西村 朗 AKIRA NISHIMURA

西村 朗

音楽監督 Music Director

大阪市に生まれる。東京芸術大学卒業、同大学院修了。日本音楽コンクール作曲部門第1位(1974)、エリザベート国際音楽コンクール作曲部門大賞(77・ブリュッセル)、ルイジ・ダルッラピッコラ作曲賞(77・ミラノ)、尾高賞を5回(88・92・93・08・11)、中島健蔵音楽賞(90)、京都音楽賞[実践部門賞](91)、日本現代芸術振興賞(94)、エクソンモービル音楽賞(01)、第3回別宮賞(02)、第36回(04年度)サントリー音楽賞、第47回毎日芸術賞(05) 等を受賞。2013年紫綬褒章を授与される。この他、02年度芸術祭大賞に「アルディッティSQプレイズ西村朗『西村朗作品集5』」が、05年度芸術祭優秀賞に「メタモルフォーシス・西村朗室内交響曲」が選ばれる。2000年よりいずみシンフォニエッタ大阪の音楽監督に就任、03年よりNHK-FM「現代の音楽」の解説を6年間、09年より同Eテレ「N響アワー」の司会者を3年間務め、10年草津夏期国際音楽フェスティヴァルの音楽監督に就任。東京音楽大学教授。

 

 

ジェンマ・ベルタニョッリ GEMMA BERTAGNOLLI

Gemma Bertagnolli

GEMMA BERTAGNOLLI

ソプラノ Soprano

イタリア・ボルツァーノ生まれ。AsLiCoコンクール、フランシスコ・ヴィニャス国際コンクールで優勝。これまでに、ミラノ・スカラ座、ベネチア・フェニーチェ劇場、パリ・シャンゼリゼ劇場等、主要オペラハウスでのオペラ演目、ザルツブルグ音楽祭、ウェックスフォード・オペラ・フェスティバル等の音楽祭に多数出演。代表的な楽曲レパートリーは幅広く、バッハ、ヘンデル、ペルゴレージ、ヴェルディ、モーツァルト、ベートーヴェン第9番、マーラー交響曲第2番および4番等がある。とりわけバロック音楽の演奏に長けており、オペラのレパートリーは、『夢遊病の女』リーザ、『フィガロの結婚』スザンナ、『魔笛』パニーナ、『ファルスタッフ』ナンネッタ等を網羅する。W.サヴァリッシュ、C.アバド、 F.ルイージ、L.マゼール、Z.メータ、R.ムーティ等、著名な指揮者との共演も多い。2006年よりイタリア各地の音楽学校にてバロック声楽の指導にあたり、11年よりブレーメン芸術大学にてイタリアの前古典派音楽の声楽のマスタークラスを受け持つ。11年、12年には、ザルツブルグのモーツァルテウムにて古楽のサマーコースを受け持った。過去にボローニャ音楽院ジョバンニ・バッティスタ・マルティーニと、ジョアキーノ・ロッシーニ国立音楽学院にて教鞭をとり、現在はブレーメン芸術大学とヴィチェンツァまた、イタリア国内の数多くの音楽院にて、短期のマスタークラスを受け持っている。草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルには13年より参加している。

 

アントニー・シピリ ANTHONY SPIRI

ANTHONY SPIRI ⓒ Dorothee Falke

ピアノ Piano

アメリカ合衆国出身。歌曲の伴奏者、ソリストや室内楽の奏者として多才なピアニスト。クリーヴランドとボストンで学び、1978年よりウィーン、パリ、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でH.ライグラフ、R.フィルクスニー、K.ギルバート各氏に指示。モーツァルテウムで99年まで教鞭をとり、87年から93年まではN. アーノンクールのアシスタントを務めた。25年に渡り、チェンバロ、フォルテピアノ、オルガンを演奏し、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス等のアンサンブルにも度々出演したが、2000年よりピアノ演奏に専念。演奏練習法、A.スカルラッティのカンタータ集、鍵盤音程、通奏低音練習等を熱心に研究している。ソリストとしては著名なオーケストラと共演しており、ヨーロッパ室内管弦楽団ではN. アーノンクール、C. ホグウッド、Z. メータ、F. ウェルザー=メスト、M. ティルソン・トーマスの指揮で共演をした。また、知名度の低いピアノ音楽作品の演奏と録音を取り組み、J.S. バッハの息子たち、J.W.ヘスラー、E. マルクスゼン、E. クルシェネク、特にG. フォーレの後期作品を高く評価している。歌曲伴奏者として、M.リポヴシェク、B. フィンク、P. シュライヤー、E. マティス、C. エルツェ、F. ベッシュ等とパートナーを組む。室内楽音楽ではG. クレーメル、N. メンケマイヤー、S. マイヤー等のソリストや著名弦楽四重奏との共演も多く、録音したCDは50枚を超える。94年よりドイツ・ミュンヘンに在住し、ケルン音楽大学にてピアノ室内楽の教授を務める。イギリス・マンチェスターにある王立北部音楽大学にリート解釈と、ドイツのロベルト・シューマン大学デュッセルドルフで歴史的演奏法の客員教授を務める。その他管楽器演奏や合唱団への参加など活動は多岐に渡る。16年にはエコー賞にノミネートされる。

 

岡田 博美 HIROMI OKADA

岡田 博美

岡田 博美 ⓒK.Miura

ピアノ Piano

富山県出身。安藤仁一郎、森安芳樹、マリア・クルチオの各氏に師事する。桐朋学園大学在学中、第48回日本音楽コンクールで第1位優勝。桐朋学園大学を首席で卒業後、1982年第28回マリア・カナルス国際コンクールで第1位(スペイン音楽解釈賞を併せて受賞)、1983年第2回日本国際音楽コンクールピアノ部門第1位、1984年第2回プレトリア国際コンクールにて第1位(リサイタル賞を併せて受賞)と、次々に優勝を果たし注目を集める。1984年よりロンドン在住。翌1985年、ロンドンでデビュー・リサイタルを行い、「まさしく来るべきスター」(デイリーテレグラフ紙)、「図抜けて確かなテクニックで、創造力に富む情熱的な音楽性」(タイムズ紙)と絶賛された。以後、ロンドンを中心にヨーロッパ各地で演奏活動を続けながら、日本においても、毎年意欲的なプログラムによるリサイタルを開催し、好評を博している。1993年のショパン・エチュード全曲演奏に対して第20回日本ショパン協会賞を受賞している。オーケストラとの協演も多く、日本フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団ほか、フィルハーモニア管弦楽団BBC交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、イギリス室内管弦楽団等、海外のオーケストラとも協演しており、古典から現代曲までの幅広いレパートリーで聴衆を魅了している。2011年は5月にイギリスにてフィルハーモニア管定期演奏会でベートーヴェンの『皇帝』、11月に日本フィルとショパン『ピアノ協奏曲 第1番』で共演し、好評を博した。12年には、1月と9月に東京都響とそれぞれリゲティ『ピアノ協奏曲』とベリオ『協奏曲 第2番「エコーイング・カーヴ」』(日本初演)で、現代曲での演奏に、高い評価がされた。室内楽にも積極的に取り組んでおり、ウィーンフィルのメンバーやヴァイオリンの天満敦子、川畠成道らと共演し、話題を呼んでいる。各地の音楽祭へもたびたび出演しており、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァル(フランス)、グレイト・ロマンティクス・フェスティヴァル(カナダ・ハミルトン)、イスタンブール国際ピアノ・フェスティヴァル、シュタインバッハ音楽祭(オーストリア)、東京の夏音楽祭、草津音楽祭などに出演。近年は、カナダ、日本でマスタークラスを開催し後進の指導もおこなっている。録音も多く、カメラータ・トウキョウからは継続的にソロ、室内楽の分野でCDが発売され、いずれも高い評価をもって迎えられている。2015年4月より、桐朋学園大学院大学教授。

 

クリストファー・ヒンターフーバー CHRISTOPHER HINTERHUBER 

CHRISTOPHER HINTERHUBER

 ピアノ Piano

オーストリア生まれ。R.ケーラー、L.ベルマン、H.メジモレック、V.アシュケナージ各氏に師事。ウィーン国立音楽大学、イモラ国際ピアノ・アカデミーで学び、バッハ国際、プレトリア国際、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール他、多くのコンクールで入賞。2002年から03年にかけて行われた、ヴァイオリニスト、P.コパチンスカヤとの国際シリーズでは、新星ピアニストとしてNYカーネギーホールとヨーロッパ各地の主要コンサートホールで演奏し、その後世界各地の音楽祭に招かれる。V.アシュケナージ、J.フルシャ、S.カンブルラン等の指揮者、著名オーケストラと多数共演。また室内楽の演奏にも力を注ぎ、アテンベルク・トリオのメンバーとしてウィーン楽友協会でコンサートシリーズを行う。また、ヨーロッパ、アジア、ニュージーランドの各地でマスタークラスを開講している。現在ウィーン国立音楽大学教授およびピアノ学部の学部長を務める。公式ウェブサイトhttp://christopherhinterhuber.com/

 

 

サシコ・ガヴリロフ SASCHKO GAWRILOFF

SASCHKO GAWRILOFF

 ヴァイオリン Violin

最初のヴァイオリン教育を父より受け、後にW.ダヴィッソン、M.コヴァックスの各氏に師事。18歳でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターとなった。ケルン音楽大学とベルリン音楽大学で教授を勤めた。ソリストとしてはヨーロッパの一流オーケストラや、G.ショルティ、P.ブーレーズ、E.インバル、E.P.サロネン、G.ベルティーニ、K.ナガノなど世界的指揮者との共演が多数あり、室内楽奏者としても成功を収めている。現代音楽にも意欲的に取り組み、G.リゲティ、ボーズ、M.カーゲル、B.マデルナ、W.リーム、I.ユン、A.シュニトケ等の作品を取り上げている。92年、リゲティが彼に捧げたヴァイオリン協奏曲をケルンで初演し大成功を収める。その後100回以上も世界各地で演奏している。数々の受賞歴の中にはパガニーニ・コンクール、グラミー賞の最優秀室内楽賞が含まれる。録音はドイツ・グラモフォン、ソニー、ヴェルゴ、シュワン、テューダー等より多数。ドイツ•バーデン=バーデンのカール・フレッシュ・アカデミーでは毎年マスタークラスを開講している。

 

ウェルナー・ヒンク WERNER HINK

WERNER HINK

WERNER HINK

 ヴァイオリン Violin

1934年ウィーン生まれ。ウィーン・アカデミーでF.サイモル教授の教えを受け、最優秀にて卒業。64年より長きにわたりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者を務める。同年「ウィーン弦楽四重奏団」を結成、コンツェルトハウス四重奏団の活動を事実上引き継ぐ形で、ウィーンの楽友協会等のコンサートに出演する。ウィーン弦楽四重奏団は、RCA、カメラータ・トウキョウに73年よりレコーディング活動を始め、既に50枚近い録音を行い、特にシューベルトの『死と乙女』では82年度音楽之友社レコード・アカデミー賞を得た。その演奏の成果は、ヒンクのヴァイオリンソロに負うところが大きい。 74年より2008年までウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。ウィーン弦楽四重奏団および新ウィーン八重奏団の現リーダー。F.サモイル教授の後継として82年より2014年までウィーン・コンセルヴァトリウムの教授としてヴァイオリン科にて後進の指導にあたった。

 

 

マルクス・ヴォルフ MARKUS WOLF

MARKUS WOLF

MARKUS WOLF

 ヴァイオリン Violin

1962年ウィーンに生まれる。ウィーン交響楽団を経て89年よりバイエルン国立歌劇場管弦楽団の首席コンサートマスター。ウィーン国立音楽大学でG.ピヒラー、さらにM.ロスタール、N.ミルシュタイン、O.シュムスキーに師事する。85年「ウィーン・ベートーヴェン・トリオ」を結成し、ヨーロッパ、日本、カナダ、メキシコおよび米国に演奏旅行を行う。ソリストおよび室内楽奏者としては、「アルバン・ベルク・カルテット」、W.サヴァリッシュ、サー・C.デイヴィス、Z.メータ、M.ヴィオッティ、P.シュナイダー、K.ナガノ、I.ボルトン、Ph.アントルモンと共演。CDはEMI、JVC、カメラータ・トウキョウ、ファラオ、トリプティコンより多数リリースされている。97年より2002年には定期的にロンドン交響楽団に首席客演奏者として招かれる。00年より、ミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス音楽院、およびD.ジグモンディの後任としてアウクスブルク音楽大学で教鞭をとる。08年からはミュンヘン音楽大学教授。使用楽器は1722年製ヴォルラート・ストラディヴァリウス。

 

 

パオロ・フランチェスキーニ PAOLO FRANCESCHINI

Paolo Franceschini

PAOLO FRANCESCHINI

 ヴァイオリン Violin

イタリア・ペルージャのF.モルラッキ音楽院にてヴァイオリンをA.アポストリ氏に師事し、最優秀成績および称賛を受けて卒業。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院にて、イ・ムジチ合奏団のリーダーとして著名なP.カルミレッリの下で研鑚を積んだ。主に室内楽のレパートリーに傾倒し、R.ブレンゴラ、F.ロッシ各氏のコースに通い、同時に非常に若い時からピアノのデュオや様々な編成の室内楽の演奏活動をはじめた。イタリアではもっとも権威のある音楽界で演奏し、さらには、イタリア国営放送局であるRAI(イタリア放送協会)のために様々な放送用の録音を行っている。イタリア国外においては、ドイツ、オーストリア、ルーマニア、スペイン、メキシコ、エジプト、ギリシャ各国で演奏活動を行い、評論家と聴衆から極めて高い評価を得ている。ウンブリア交響楽団、弦楽オーケストラ「シンフォニア・ペルシーナ」のコンサートマスターとプロデューサーを務めた。現在はF.モルラッキ音楽院ヴァイオリン科教授。使用楽器はP.カルミレッリより贈呈された貴重なマリーノ・カピッキオーニ。

 

 

ロベルト・バウアーシュタッター ROBERT BAUERSTATTER

ROBERT BAUERSTATTER

ヴィオラ Viola

1971年オーストリア・リンツ生まれ。レオンディングの音楽学校にて教育を受けた後、リンツのブルックナー音楽院で学ぶ。1989年よりウィーン国立音楽大学にて、S.フューリンガー、H.P.オクセンホファーよりヴィオラを学び2000年に優秀な成績で卒業。98年から01年までウィーン・トンキュンストラー管弦楽団、01年よりウィーン国立歌劇場のメンバーとなった。3年後にウィーン・フィルハーモ二ー管弦楽団のメンバーとなり、ヴィオラセクションの首席に任命される。室内楽音楽の演奏活動にも力を入れ、キュッヒル四重奏団やウィーン室内合奏団などのウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のアンサンブル等のメンバーとして活躍している。テレビやラジオでのコンサート演奏を数多く行い、これまでに15枚のCDを録音している。ソリストとしてオーストリア各地のオーケストラや、ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団、プロヴディフ・フィルハーモニー管弦楽団、ヴェルナ・フィルハーモニー管弦楽団、メキシコ国立自治大学オーケストラと共演。K.シュターミッツ、A.F.ホフマイスター、P. ヒンデミット、B.マルティヌー、M.ブルッフ、H.ベルリオーズ、I.プライエルの作品をこれまでに演奏し、I.プライエルのヴィオラ・コンチェルトの録音は15年にCDがリリースされた。使用楽器は02年製シュテファン・フォン・ベア。

 

 

タマーシュ・ヴァルガ TAMÁS VARGA

TAMÁS VARGA  ⓒOlga Kretsch

チェロ Violoncello

1969年、ブタペスト生まれ。7歳からチェロを学ぶ。リスト音楽院にてL.メゼー、F.ラドシュ、G.クルタークの各氏に師事、1992年に優秀な成績で卒業。現在、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席チェリスト。ウィーン・フィルのソリストとして、1999年/2000年のシーズンにシノポーリ指揮でベートーヴェンの三重奏協奏曲を、2003年にメータ、2009年に小澤征爾指揮でハイドンの協奏交響曲を、2006年にはエッシェンバッハの指揮でチェロ協奏曲を公演。また、2003年、ロンドンでBBCプロムスのデビューを果した。室内楽にも力を注いでおり、ウィーン・フィルハーモニア・トリオ、ウィーン室内アンサンブルのメンバーとして活躍。共演は、バシュメット、ベーレンス、アントルモン、コチシェ、ライスター、リポウシェク、バルトーク弦楽四重奏団、キュッヒル弦楽四重奏団等。教育者としては、各地でマスター・クラスを持つほか、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団やアッターガウ(オーストリア)のインターナショナル・オーケストラ・インスティテュートで指導にあたった。

 

 

カール=ハインツ・シュッツ KARL-HEINZ SCHÜTZ

KARL-HEINZ SCHÜTZ
ⓒClaudia Prieler


フルート Flute

ウィーン国立歌劇場ならびにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を2011年12月よりつとめている。2005年9月より、ウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学のフルート科で教鞭をとっている。また、2005年から2011年までウィーン交響楽団で、2000年から2004年までシュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団で首席フルート奏者をつとめた。フェルトキルヒ(オーストリア)ではエヴァ・アムスラーに、バーゼル(スイス)ではオーレル・ニコレに、リヨン国立高等音楽院(フランス)ではフィリップ・ベルノルドに師事した。ソリストとして、ウィーン交響楽団、アカデミー室内管弦楽団、NHK交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、東京交響楽団、札幌交響楽団など著名なオーケストラと、ダニエル・バレンボイム、ファビオ・ルイジ、尾高忠明、ヤコフ・クライツベルク、サー・ネヴィル・マリナー等の指揮で共演。彼は、学生時代に、カール・ニールセン国際フルート・コンクール(1998)およびクラクフ国際フルート・コンクール(1999)で優勝している。室内楽にも熱心に取り組んでおり、ヴォルフガング・シュルツの後を継ぎ加入した、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとウィーン・リング・アンサンブルなどで活躍している。

 

 

トーマス・インデアミューレ THOMAS INDERMÜHLE

Thomas Indermühle

THOMAS INDERMÜHLE ⓒNuttha Kwankajorn

オーボエ Oboe

1951年、スイス・ベルンの名門音楽一家に生まれる。フライブルク音楽大学でH.ホリガーに、パリではM.ブルグに師事した。その後数年、ソロのオーボエ奏者として、オランダ室内管弦楽団や、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団と演奏活動をし、74年プラハ国際コンクール、76年ミュンヘンARD国際コンクールで入賞を果たした。以来、ソリストとして、ヨーロッパ全土、米国、カナダ、メキシコ、日本、韓国、オーストラリア等で活躍。M.トロヤーン、W.リーム、西村朗など第一線で活躍する作曲家が彼のためにオーボエ協奏曲を書いている。インデアミューレは、「クープラン・アンサンブル」を率い、オーボエ奏者、指揮者として、また教師として熱心に活動を続けている。84年より、チューリッヒ音楽学院でオーボエクラスを持ち、89年よりカールスルーエ音楽大学教授に就任している。CD録音は、フィリップス、EMI、クラーヴェス、ノヴァリス、カメラータ・トウキョウより数多く発売されている。

 

 

四戸世紀 SEIKI SHINOHE

四戸 世紀

 クラリネット Clarinet

東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、1974年東京藝術大学を卒業。1972年に日本音楽コンクール入選。1983年、第1回国際ブラームス・コンクールにおいてD.シュヴァルケ、J.オルダーとともにトリオ部門優勝および特別賞受賞。モーツァルトのクラリネット協奏曲の演奏がカラヤンに認められ、1974年ベルリンのカラヤン・アカデミーに留学、カール・ライスターに師事。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のエキストラ要員としてベルリン・フィル定期公演、ザルツブルグ音楽祭に参加。1975年ベルリン交響楽団入団。1978年北西ドイツ・フィルハーモニーのソロ・クラリネット奏者として移籍。1980年ベルリン交響楽団のソロ・クラリネット奏者として再入団。1995年ベルリン交響楽団を退団、活動の本拠地を日本に移し、読売日本交響楽団首席クラリネット奏者に就任、2011年3月定年退団。現在、東京音楽大学教授、桐朋学園大学、日本大学芸術学部講師として後進の指導にあたる。これまでに、ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、サイモン・ラトル、小澤征爾、ユーリ・テミルカーノフ、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、マンフレート・ホーネック他、世界的著名指揮者と共演。また、サイトウ・キネン・オーケストラや草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに参加。オーケストラメンバーとしてだけでなく、室内楽、ソリスト、マスタークラスなどで活躍している。これまでに、主に室内楽の作品を中心に、クラシック・スタジオ・ベルリン、TDK,DENON,カメラータ・トウキョウ、アートユニオンの各レーベルよりCDをリリース。

 

 

 

カテジナ・ヤヴールコヴァー KATEŘINA JAVŮRKOVÁ

KATEŘINA JAVŮRKOVÁ

ホルン Horn

9歳よりホルンの演奏を始め、T.クレイビフにフレンチ・ホルンの手ほどきを受ける。その後B.ティルシャール氏のもとプラハ音楽院で学び卒業。プラハ芸術アカデミーでR.バボラーク、Z.ディヴォキー各氏に師事し2016年に卒業。在学中、パリ国立高等学校・舞踏学校のA.カザレ氏のクラスにインターンシップ生として合格。11年にはイタリア・スーヴェニア王フェデリコ2世国際フレンチ・ホルン・コンクールと、モラヴィアの秋国際音楽祭ホルンコンクールで優勝。13年にはブルノ国際金管楽器コンクールにて優勝したほか、プラハの春国際音楽コンクールにおいても1位を獲得。また、16年にはミュンヘン国際音楽コンクールにて第2位(1位なし)を獲得。17年1月にはニュー・クラシック・プラハ・アワードにおいて上位受賞者の1人に選ばれた。16年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団へ入団し、11年にアンリ・トマジ国際木管5重奏コンクールにで3位に入賞したベルフィアート5重奏団のメンバーとなる。ソリストとしては、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ・フィルハーモニー(PKF)、ミュンヘン室内管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ポーランド国立放送交響楽団等、多くのオーケストラと共演している。

 

 

 

クラウディオ・ブリツィ CLAUDIO BRIZI

Claudio Brizi

CLAUDIO BRIZI

 オルガン Organ / チェンバロ Cembalo / 通奏低音 Basso Continuo

オルガンおよび作曲をペルージャのモルラッキ音楽院でW. ポルに師事。その後J. ラドゥレスク、M. モルガンに師事し研鑽を積む。さらにボローニャのG. B. マルティーニ音楽院でA. コンティにチェンバロを学ぶ。チェンバロ、オルガン奏者、指揮者として極めて多忙なコンサート活動を行う傍ら、作曲家としても国内外の作曲家と共に長年イタリアの音楽表現の研究をしている。音楽学およびオルガン研究への取組みの一例としては、「ピオ神父霊堂」に設置されたピンキー・オルガン製作所による78ストップを持つ記念碑的パイプオルガンの企画に携わり、また、ミラノの楽譜出版社に協力してオルガンやチェンバロ作品の出版にも力を注いでいる。CDの録音も多く、後期ルネサンスから前衛音楽に及ぶ。現在、コセンツァのジャコマントニオ音楽院においてオルガンと作曲の教鞭をとる。スペイン、イタリア、ドイツ、日本でもマスター・クラスを行っている。また、ハンマークラヴィ―アからハーモニウム、チェンバロからペダルピアノに至るまでの多くの古鍵盤楽器を所有し、クラヴィオルガン、ハーモニウム=チェレスタ、ハーモニウム=クラヴィーアなどの研究にも熱心に取り組んでいる。

 

 

パノハ弦楽四重奏団 PANOCHA QUARTET

Panocha Quartet

PANOCHA QUARTET

 室内楽 Chamber Music

パノハ弦楽四重奏団はチェコの誇る、代表的なカルテットのひとつである。第1ヴァイオリンはイルジー・パノハ、第2ヴァイオリンはパヴェル・ゼイファルト、ヴィオラはミロスラフ・セフノウトカ、チェロはヤロスラフ・クールハンという顔触れで、1971年に正式に活動をスタートした。世界的な有力カルテットの多くと同様、切れ味の良いアンサンブルが特色であるが、その響きには現代風の冷たいタッチとは一線を画する、ボヘミア独特の、言葉では表しきれないしなやかな感触があるのが大きな特徴である。彼らの最初の成功は、75年プラハでの国際弦楽四重奏コンクールにおいて栄誉ある第1位を受けたことであった。76年にはボルドーで金メダル、1982年にはスプラフォンのゴールド・ディスクを受賞している。83年にはマルティヌーの弦楽四重奏曲第4番、第6番の録音に対してパリでアカデミー・シャルル・クロの大賞を受賞している。特にドヴォルジャーク、スメタナ、マルティヌー、ヤナーチェク等のチェコの音楽に重点をおいて活動をしているが、広範囲にわたる彼らのレパートリーにはヨーゼフ・ハイドンなどのウィーン古典派も含まれる。

 

栗山文昭 FUMIAKI KURIYAMA

栗山 文昭

栗山 文昭

合唱指揮

指揮法を高階正光、合唱指揮を田中信昭各氏に師事、第20回中島健蔵音楽賞奨励賞受賞。2015年度下總皖一音楽賞受賞。二期会合唱団、東京混声合唱団で研鑽を積み、現在、13の合唱団を有する「栗友会」の音楽監督および指揮者として活躍する傍ら、合唱人集団「音楽樹」の代表幹事としてトウキョウカンタートなどの企画に携わっている。全日本合唱コンクールで数多くの金賞受賞の他、トロサ国際合唱コンクール、ヨーロッパ・グランプリ合唱コンクールにおいてもグランプリを受賞。日本の現代作曲家への委嘱活動を積極的に行っており、また、海外に招待され演奏する機会も多い。1998年、トロサ国際合唱コンクールに審査員として招聘された。2005年、ノルウェー・オスロにてC.ホグセット氏の混声合唱団Grex Vocalisの客演指揮者として日本の合唱曲を指揮する。07年10月、ボローニャで開催された第4回マリエレ・ヴェントレ国際合唱指揮者コンクールの審査員を務めた。現在、武蔵野音楽大学教授。島根県芸術文化センター「グラントワ」いわみ芸術劇場芸術監督。

矢崎彦太郎 HIKOTARO YAZAKI

矢崎 彦太郎 ⓒConcerto

指揮 Conductor

上智大学数学科に学び、さらに東京芸大指揮科で指揮法を学ぶ。日本フィル指揮研究員として小澤征爾の助手を務めた後、ヨーロッパに渡り、スワロフスキー、コシュラー、フェラーラ、チェリビダッケ、デルヴォーに師事。ブザンソン国際指揮者コンクールなどに入賞を果たし、1975年ボーンマス交響楽団皮切りに本格的に指揮活動を開始、BBC響などに招かれる。79年よりパリに拠点を移す一方、同年には東京交響楽団定期を指揮し日本にも本格的なデビューを果たす。これまでに、東京交響楽団指揮者、旧西ドイツホフ交響楽団(西独)音楽監督・首席指揮者、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席客演指揮者、バンコク交響楽団音楽監督・首席指揮者、ジャカルタのヌサンタラ交響楽団音楽監督などを歴任。現在、バンコク・プロムジカ・オーケストラ客演指揮者。2000年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを、08年には同オフィシエ勲章を受勲。02年エクソンモービル音楽賞奨励賞を受賞。パリ在住。

 

 

 

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